平城遷都1300年祭 『過去と未来をつなぐ縷(る)』
平城遷都1300年祭の『花と緑のフェア』最終日の、イベント行事の目玉のひとつとして、奈良時代に
行われた東大寺大仏殿開眼供養会で参列者が手にした『縷』を、この1300年祭でも過去と現在をつ
なぐ『平成の縷』として披露されました。
縷は五色の布で網上げた紐で、大仏開眼供養会では大仏と参列者の縁を結ぶものとして使われま
した。
平成の縷は、平成18年から作成にあたり、1万人の人手で網上げたもの。素材は楽染めの布で赤・
緑・黄・白・紫色が織り成す全長1300メートルのものになりました。
いよいよ縷が引かれます。 中央は黄色い縷。