上津屋橋(ながれ橋)

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 流れ橋(ながればし)とは橋の形式の一つであり、固定されていない橋桁(はしげた)が大雨などの流れによって流出するのをロープやワイヤーでつなぎとめた橋のこと。
 水面からの高さが低く、歩行者用の比較的小型の橋で手すりの無いものが多い。


□歴史的背景と構造
 昔の技術では河川で大雨の時の強い流れやそれが運ぶ流出物によっても破壊されない橋を作ることは現在より困難であり、たとえ橋を強固に作ってもそれが流木などを堰き止めると、付近の土手の決壊を招くため、大雨時にはあえて橋の上部構造が分解されるようにして後日、再び修理復元するようにした橋を作った。

 現在では鋼鉄製の丈夫な橋梁が建設出来るため、大雨の度に交通路を失い、修理が必要となる流れ橋は利便性や経済性の点では劣るようになってきたが、歴史的な建築物としての価値や地元の愛着などによって残されているものが多く存在する。

 木製の橋桁は橋脚に固定されずにただ上に並べられ、ロープやワイヤーで橋脚につながれる。
 大雨の時は比較的低い橋脚は残しながらも、橋桁は流れに逆らわずに流れてしまうがロープ等で遠くには行かないため、修理が簡単に行なえる。高欄(こうらん、手すり)を備えないものが多い。

□名称
 橋桁が流れによって流出するのをロープやワイヤーでつなぎとめる「流れ橋」であっても、大雨の時には橋全体が水面下に没する橋である「潜水橋」や「もぐり橋」(Low water crossing)、「沈下橋」と呼ばれている橋が多く、これらの定義は曖昧なものとなっている。


流れ橋の例
「上津屋橋」(こうづやばし)橋長356m、幅6m、支間5m、橋脚74基 京都府久御山町八幡市間 1951
年完成
観月橋」(かんげつきょう)橋長約80m、幅1.2m 岡山県矢掛町
「浜高房橋」(はまたかぼうばし)橋長約210m、幅約1m 徳島市浜高房、通称「こんにゃく橋」
(撤去計画中)
                   【フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)より抜粋】

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・上津屋橋は、淀川の支流で京都府南部を流れる木津川に架けられた、全長365.5m 幅員3.3m の日本で最も長い木造橋です。
・大雨や台風により、川の水位が上がれば、橋けたが流れるというその独特な構造をもつことから「木津 川の流れ橋」という劇のロケーションにも、よく使われます。
・この橋は、昭和28年3月に架設されて以来、平成9年7月までに通産15回の流失を記録していま  す。

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 流れ橋の橋台はこのような構造になっています。

 よく見ると番号も打たれており、復元しやすく考えられています。

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 今日はいいお天気でしたね。

 息子のバイクを探しに、黒駒(私のバイク)で滋賀県草津まで走ってきましたよ。

 帰りは、瀬田の唐橋に立ち寄り宇治の平等院へ。。。。

 さすが祝日。 平等院付近は渋滞もあり、スルーして、地図で見つけた『ながれ橋』に行きましたよ。

 ながれ橋は、木造で造られた橋なんですが、全長を見てびっくり。。。。

 なんか、『東海道五十三次』に出てくるような橋でした。
 
 また、ここも人が多いこと。

 特にサイクリングロードになっているせいでしょう。自転車で訪れる人が目につきました。

 


■撮影日  2008年10月13日(月)
■所在地  京都府久世郡久御山町 - 八幡市