往馬大社 火祭り(宵宮) 後編

10月11日(土)宵宮

松明を奉納する若者
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 往馬大社は、古くから火の神として尊ばれ,歴代天皇大嘗祭に用いられる火きり木を献上していた

といわれています。

 昭和天皇大嘗祭や,平成2年に執り行われた平成の大嘗祭の「斎田點定の儀」にも往馬大社の 火き

り木が使用されていました。

 毎年10月11日に行われる火祭りは,神社の氏子区域の村が,上座と下座の二つに分かれて,競い合

うという、とても迫力のある男らしいお祭りです。

 江戸時代,生駒谷には,俵口・小明・辻・谷田・山崎・菜畑・壱分・有里・鬼取・大門・西畑・藤尾・

萩原・小瀬小平尾・乙田の17ケ村があり,とりわけ俵口と乙田を除く15ケ村から,祭祀組織(宮座)が構

成されており,一部世襲制の名誉な役柄だったようです。

ふんどし姿でお清め
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 本宮で神輿を担ぐ若者達が、気合とお清めを行うためにふんどし一枚で境内にある滝で体を清め境内を

駆け回ります。 この日は、少し冷え込み相当気合も入ったと思います。

 村人がこういう形で参加できるのも、いいものですね。 皆さんいい顔されてましたよ。






■撮影日  2008年10月11日(土)
■所在地  生駒市一分町1127‐1  往馬大社境内