もみじ
□紅葉のメカニズム
モミジの紅葉(西脇市西林寺普段、葉が緑色に見えるのはクロロフィルが含まれるからであるが、寒くなり日照時間が短くなるとクロロフィルが分解される。また、葉柄の付け根に離層という特殊な水分を通しにくい組織ができ、葉で作られた水溶性のブドウ糖や蔗糖などの糖類やアミノ酸類が葉に蓄積し、その糖から光合成を利用して新たな色素が作られたりする。その過程で葉の色が赤や黄色に変化し、紅葉が起こる。その後、落葉になる。
□黄葉の原理
葉の黄色は色素「カロテノイド」による。カロテノイド色素系のキサントフィル類は若葉の頃から葉に含まれるが、春から夏にかけては葉緑素の影響により視認はできない。秋に葉の葉緑素が分解することにより、目につくようになる。なお、キサントフィルも光合成によってできた糖から出発し、多くの化学変化を経てできたものである。
葉の黄色は色素「カロテノイド」による。カロテノイド色素系のキサントフィル類は若葉の頃から葉に含まれるが、春から夏にかけては葉緑素の影響により視認はできない。秋に葉の葉緑素が分解することにより、目につくようになる。なお、キサントフィルも光合成によってできた糖から出発し、多くの化学変化を経てできたものである。
□褐葉の原理
黄葉と同じ原理であるが、タンニン性の物質(主にカテコール系タンニン、クロロゲン酸)や、それが複雑に酸化重合したフロバフェンと総称される褐色物質の蓄積が目立つためとされる。 黄葉や褐葉の色素成分は、量の多少はあるがいずれも紅葉する葉にも含まれており、本来は紅葉するものが、アントシアンの生成が少なかったりすると褐葉になることがある。
黄葉と同じ原理であるが、タンニン性の物質(主にカテコール系タンニン、クロロゲン酸)や、それが複雑に酸化重合したフロバフェンと総称される褐色物質の蓄積が目立つためとされる。 黄葉や褐葉の色素成分は、量の多少はあるがいずれも紅葉する葉にも含まれており、本来は紅葉するものが、アントシアンの生成が少なかったりすると褐葉になることがある。
□紅葉する木
《紅葉》
カエデ科(ヤマモミジ、ハウチワカエデ)
ニシキギ科(ニシキギ、ツリバナ)
ウルシ科(ツタウルシ、ヤマウルシ、ヌルデ)
ツツジ科(ヤマツツジ、レンゲツツジ、ドウダンツツジ)
ブドウ科(ツタ、ヤマブドウ)
バラ科(ヤマザクラ、ウワミズザクラ、カリン、ナナカマド)
スイカズラ科(ミヤマガマズミ、カンボク)
ウコギ科(タラノキ)
ミズキ科(ミズキ)
《黄葉》
イチョウ科(イチョウ)
カバノキ科(シラカンバ)
ヤナギ科(ヤナギ、ポプラ、ドロノキ)
ニレ科(ハルニレ)
カエデ科(イタヤカエデ)
ニシキギ科(ツルウメモドキ)
ユキノシタ科(ノリウツギ、ゴトウヅル)
《褐葉》
ブナ科(ブナ、ミズナラ、カシワ)
ニレ科(ケヤキ)
トチノキ科(トチノキ)
ズズカケノキ科(スズカケノキ)
《紅葉》
カエデ科(ヤマモミジ、ハウチワカエデ)
ニシキギ科(ニシキギ、ツリバナ)
ウルシ科(ツタウルシ、ヤマウルシ、ヌルデ)
ツツジ科(ヤマツツジ、レンゲツツジ、ドウダンツツジ)
ブドウ科(ツタ、ヤマブドウ)
バラ科(ヤマザクラ、ウワミズザクラ、カリン、ナナカマド)
スイカズラ科(ミヤマガマズミ、カンボク)
ウコギ科(タラノキ)
ミズキ科(ミズキ)
《黄葉》
イチョウ科(イチョウ)
カバノキ科(シラカンバ)
ヤナギ科(ヤナギ、ポプラ、ドロノキ)
ニレ科(ハルニレ)
カエデ科(イタヤカエデ)
ニシキギ科(ツルウメモドキ)
ユキノシタ科(ノリウツギ、ゴトウヅル)
《褐葉》
ブナ科(ブナ、ミズナラ、カシワ)
ニレ科(ケヤキ)
トチノキ科(トチノキ)
ズズカケノキ科(スズカケノキ)
連休最終日。。。 生憎の小雨。
ぶらりと明日香、甘樫の丘へ寄ってみました。
展望台に登ると、きれいな紅葉がありましたよ。 そこでの1枚です。