龍王山ハイキング くだり編

龍王山マップ
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 【龍王山城跡】
 中世の豪族、十市氏が築いた大和を代表する山城の跡。天文年間(1532~55年)十市遠忠が
拠を構え、十市城とも呼ぶ。のち松永氏・秋山氏が入場、織田信長により廃された。山頂付近
は、南城跡、その北尾根が北城跡で、本丸・竪堀・石垣などの遺構がるいるいと残る。奈良盆
地と大和高原を結ぶ要衛の地にあり、城跡から奈良盆地や金剛生駒連山を眺めると、中性の武
将気分にひたれそう。                   【パンフレットより抜粋】 
 【ジャンジャン火伝説】
 信貴山の松永氏に滅ぼされた十市氏の怨霊が火の玉になったという伝説。龍王山から飛び出
た火の玉が村人たちを震えあがらせたという。現れるのは今にも雨が降りそうな夏の夜、見た
り叫んだりすると襲われるとか。              【パンフレットより抜粋】 

 今回は体力の限界を感じ、頂上の南城跡を目指すことなくここで折り返します。
ここから城跡の遺構が満載なんですが、車で来れるんですよね。
だから、お楽しみは次回ということで。。。。。。。。

長岳寺 奥の院
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 龍王山を下りだすと、のぼりの時よりきつい傾斜だこと。 足腰に応える。応える。。。。
そんなこんなで、ひぃひぃ言ってると『奥の院』があります。雨ざらしの状態ですが、仏様は
いいお顔で迎えてくれます。
ちょっとここで、ホワイトバランス遊び。 左はくもりモードで撮影。右はオートで撮影して
みました。 どちらのほうがお好みですか?

古墳群の古墳
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 【龍王山古墳群】
 龍王山の西斜面、標高150~450mに点在する古墳群。円墳と横穴がそれぞれ300基、あわせて
600基に及ぶ。珍しいのは横穴で、崖や山腹など自然地形をそのまま利用している。植林内に点
在し、さながらお墓の団地のよう。6世紀~8世紀にかけての古墳といわれるが、調査はほと
んど行なわれず、謎の眠りについている。          【パンフレットより抜粋】 

 龍王山古墳群に入ると、登山道も歩きやすくなります。
急に視界が広がるところに、横穴が空いた古墳がひとつ目につきました。
 ここには300基もの古墳があるそうだが、穴が開いてたのはこの古墳だけ?
六体地蔵石仏
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 上の古墳があるそばに、六体地蔵石仏がありました。 今は4体しかありませんが、上の2
体が壊れ落ちたようです。

不動の滝
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 登山道も終わり、麓に降りてくると『不動の滝』があらわれます。
少しわかりづらいかもしれません。 でも耳を澄ましていると、滝の音が聞こえてきます。
神に奉られ、修行の場であったんでしょうね。

櫛山古墳
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 山之辺の道と合流したところに櫛山古墳がありました。


 龍王山ハイキングの最後を締めくくるのは崇神天皇陵です。
 もうへロヘロ。。。。 しばし、起点の天理トレイルセンターで休憩を取り、今回のハイ
キングが終了です。 終わってみれば、達成感がこみ上げてきますね。
 自分にとっては、苦労した山だから。。。。。。


撮影日 2009年6月28日(日)
所在地 天理市龍王
機材  EOS-40D EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM