鴨都都神社ススキ提灯献灯参拝

イメージ 1

ススキ提灯献灯行事

奈良県指定無形民俗文化財

鴨都都神社ススキ提灯献灯行事

地元では「鴨の宮」で知られ、旧御所町及び近隣の五つの地区(東松本、竹田、南十三、蛇穴、元町)
の氏神として崇敬されている鴨都波神社で行われている献灯行事。夏祭り(7月16日)と秋祭り
宵宮(10月体育の日の前々日の土曜日)に、五穀豊穣・家内安全・無病息災を祈願し、氏子地域
から「ススキ提灯」と呼ばれる30基余りの提灯が奉納される。 
「ススキ提灯」とは、2間半(4.5m)ほどの竹製の支柱に横木を4本通し先端から紐で連結し、
高張提灯を上から、2・4・4の合計10張を三段に組みたてて、先端部に御弊を施したものである。
県内においては、稲積みの形をススキまたはスズキと称するところは多いが、当社行事では「稲穂
そのものの形」がススキ提灯の形と伝えられている。 
                              【鴨都波神社HPより抜粋】 
イメージ 2

鴨都波神社 

 鴨都波神社が御鎮座されたのは、飛鳥時代よりもさらに古い第10代崇神天皇の時代であり、奈良
県桜井市に御鎮座されている「大神神社」の別宮とも称されています。
 おまつりされている神様は、「積羽八重事代主命」(つわやえことしろぬしのみこと)と申され、
大神神社におまつりされている「大国主命」(おおくにぬしのみこと)の子どもにあたる神様です。
国を守る農耕の神様として大変崇められ、宮中におまつりされている八つの神様の一神でもあります。
 また、一般的には「えびす神」という呼称で、商売繁盛の神様としても有名です。
 そもそもこの葛城の地には、「鴨族」と呼ばれる古代豪族が弥生時代の中頃から大きな勢力を持ち
始めました。
 当初は、「高鴨神社」付近を本拠としていましたが、水稲農耕に適した本社付近に本拠を移し、
大規模な集落を形成するようになりました。そのことは、本社一帯が「鴨都波遺跡」として数多くの
遺跡発掘によって明らかになっています。
 彼らは、先進的な優れた能力を発揮して、朝廷から厚く召し抱えられました。そのような「鴨族」
とのかかわりの中から誕生した本社は、平安時代には名神大社という最高位に列せられた由緒ある
名社であります。
 年中行事では、「夏季大祭(7月16日)」、「秋季大祭宵宮(体育の日の前々日、ただし平成
15年は神輿をリニューアルした記念として行うため10月12日体育の日の前日)」の「ススキ
提灯献灯行事」、秋季大祭本祭の「神輿渡御行事(体育の日の前日、ただし平成15年は神輿を
リニューアルした記念として行うため10月13日体育の日)」が有名です。
 
                             【鴨都波神社HPより抜粋】 
イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5


自治会参拝順序
イメージ 6


準備する若衆会の方々
イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9


スタート
イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

 各自治会の提灯は、太鼓や鉦の囃子とともに葛城公園を目指し一同に集まります。
 ここが基点となり、一同は列をなして鴨都都神社を目指します。
 途中、花火が上がり雰囲気は最高潮に。。。。。  踏み切りでは電線に注意しながら
各提灯が潜ります。 

クライマックス
イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

 葛城公園から鴨都都神社に着いた提灯は、順番に境内で提灯を振り回し技を競い合います。
 それはそれは迫力もの!写真で表現できないのが残念です。
 ほんと、祭は派手じゃないと。。。。 こういうお祭はいつまでもつづいてほしいものです。 


撮影日 2009年7月16日(木)
所在地 奈良県御所市宮前町513番地
機材  EOS-40D EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM