往馬大社 火祭り

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【往馬大社の由来】 

 往馬大社の歴史はたいへん古く、創立年代は定かではありませんが、生駒谷十七郷の氏
神としてこの地に鎮座し、奈良県内では大神神社石上神宮と同様に神奈備生駒山)を
御神体として祀られた日本有数の古社であります。また、神社の境内を覆う陳守の杜は奈
良県の天然記念物に指定されており、太古から変わらぬ自然の森を今に守り伝えています。
 神社で最も古い記述は『総国風土記』の雄略天皇三年(四五八年)で、この年を御鎮座
と致しますと、来る平成二十一年に千五百五十年を迎えます。また、正倉院文書にも記載
が見られ、奈良時代からすでに朝廷との関わりがありました。平安時代の『延喜式』(九
二七年)では、往馬坐伊古麻都比古神社二座が官幣大に列せられ、その内一座は祈雨の幣
も賜っていました。この時代、本殿は産土神の二座でありましたが、鎌倉時代武家の守
護神である八幡信仰が興隆し、当社でも五座の八幡神を合せ祀り現在の七座となりました。

 現在本殿の御祭神

伊古麻都比古神(いこまつひこのかみ)     産土大神(うぶすなのおおかみ)
伊古麻都比賣神(いこまつひめのかみ)     産土大神(うぶすなのおおかみ)
気長足比賣尊 (おきながたらしひめのみこと) 神功皇后(じんぐうこうごう)
足仲津比古尊 (たらしなかつひこのみこと)  仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
誉田別尊   (ほんだわけのみこと)     応神天皇(おうじんてんのう)
葛城高額姫命 (かつらぎたかぬかひめのみこと)神功皇后の母君
気長宿弥王命 (おきながすくねおうのみこと) 神宮皇后の父君 
                          【往馬神社パンフレットより】

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  【火祭り諸行事の案内】

2009年10月10日(土) 宵宮

  午後3時~8時   神楽奉納
  午後5時~     子ども神輿
  午後6時~     宵宮火・祈願木焚火
  午後7時~     宵宮祭
  午後8時~     宮太鼓奉納

2009年10月11日(日) 本宮

  午前10時~    例祭
  正午~午後2時   神楽奉納
  午後1時~     子ども神輿(人形)
  午後2時~     社務所出立
  午後3時~     神輿お渡り
  午後3時半~4時半 お供上げ・奉幣・台松明・神楽・弁随舞・火取り・還御 


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 拝殿にある神輿。 神輿のまえには獅子が。。。。 

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観音堂に安置されている『十二面観音菩薩』です。

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 南座には、お弁当と刀が。。。。 刀の持ち主は、早くも出来上がっていましたよ。
 祭りの酒は、これまた格別!

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 宵宮のメインイベント! 見どころありましたよ~

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 村の男衆が、境内にある滝でお清めを受けます。 男ですね~ 祭りの醍醐味♪



 昨年に続いて、2度目の『往馬大社 火祭り』 今宵は宵宮ですが、やはり火祭りは
夜がいいですよね。 陽が暮れだすとともに『宵宮火・祈願木焚上』がはじまります。
 気持も高ぶります。 昨年は下から撮影でしたが、今年は神事から見ることができました。
でも、神事が終わるとあっという間に。。。。。

 宵宮祭がはじまると、ふんどし一枚の男衆達が境内の滝を目がけてお清めに。
男ですね~ 祭りですね~ こういう荒々しい行事は、祭りを引き締めてくれます。
 



■撮影日  2009年10月10日(土)
■所在地  生駒市壱分町1527-1 
■機材   EOS-40D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM