ほうらんや火祭り 八幡神社

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 毎年8月の第三日曜日に行われる『ほうらんや祭り』。300年以上前から続いており、昭和
57年に奈良県の無形民俗文化財に指定されました。 6つの字から松明を練りだし、直径15m
高さ3m、重さ500kgもあります。 午後1時からは弓場の春日神社で行われ、そのあと3時
から万田の八幡神社で行われます。

 『ほうらんや』の語源は諸説がありよくわからないようです。 おそらく伝染病封じから始った
のではと言われており、毎年無病息災・五穀豊穣を祈念して行われています。
 火を扱うことから、元来は雨乞いの行事とも言われています。

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 この写真のあと、はは! この集団に押しつぶされてしまった。

 カメラのファインダーを覗いていると、迫り来るのがわからず壁と集団に挟まれて。。。。。

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大松明を鳥居を潜らせるのも一苦労。 

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親子三代の記念撮影でしょうか? お顔似てませんか?

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 春日神社ではほとんどなかった神事がこちら八幡神社では1時間ほど行われました。
そんなことを知らない私はひたすら撮影スポットでスタンバイ。

 しびれを切らして拝殿に向かうとちょうど巫女さんにお祓いを受けていましたよ。

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 そして本殿より授かった『火種』を頂きます。

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 16時頃。。いよいよ火祭りがはじまります。 重さ500kgもある大松明を村人で担ぐ
ところ。  大きな掛け声とともにこの大きな松明が担がれました。

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 春日神社では境内もそう広くなかったので、すごく迫力があり一体感がありましたが、ここ
八幡神社は境内が広く、また違った雰囲気がありましたよ。 ただ担ぎ手も広くて動きやすく
こちらの方がいいお顔をしてるように感じたのは私だけ。。。

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 2本目の松明が終わる頃、今夜行われる『大柳生の踊り太鼓』を見るために退散です。
 ほんとこの日は35度を超える真夏日で、近くのスーパーで涼んで鋭気を養います。
 私も、よーがんばりますわ。

 




■撮影日 2010年8月15日(日)  15時~
■所在地 橿原市東坊城町万田  八幡神社境内