本来なら奇数年に行われる、
興福寺の慈恩会(じおんね)。今年はどういう理由からか、本来
偶数年に行われる
薬師寺の慈恩会が
興福寺で行われました。
ブロ友の銀狐さんのお陰で、遅れず
興福寺に間に合うことができました。 心から感謝!
慈恩会は、
法相宗の宗祖とあがめられる慈恩大使(632~682)の入滅された日で、大使を偲ぶ日
です。
19時、
興福寺の境内も静けさを取り戻した矢先、
五重塔の方から僧侶が列をなして現れます。
赤い靴と緑の靴がありました。
慈恩会 次第
入道場
総礼 唄 散華 梵音 錫杖 表白 神分 勧請「影向ノ戸」 会門
読経「般若心経・
唯識三十頌」 番論義 総礼
退道場
驚いたことに、仮金堂の内部も撮影OK? 皆さんビデオをまわされたり写真を撮られたり。
流石にストロボを灯す方はいなかったと思いますが。
ただ、私達みたいなカメラおやじは少なく、一般の方が大半を占めてられましたね。
大きな法要と思ってましたが、こんなにひっそりと行われるとは想像もしてませんでした。
■撮影日 2010年11月13日(土) 19時~19時30分
■所在地
奈良市 興福寺 仮金堂