東日本大震災で日本中が悲しみと不安に包まれる中、こんな春を告げる記事を書くのは躊躇もしましたが、こんな時だこそ、明るい記事も必要かと。。。。。
不愉快な気持ちになられましたら、お許しください。
奈良公園の茅ヶ原、浮御堂を見下ろす高台に梅が美しく咲いている所が片岡梅林です。
丸窓亭(
重要文化財)の周りには紅白150本程の梅が緑とよく調和して咲いています。
丸窓亭はユニークな建物で
鎌倉時代に建てられたもの。東屋のような庵の四面には、楕円形の大きな
丸窓が計八つあることから八窓庵ともいわれています。
実はこれはお経を収めていた経蔵で、
興福寺の
別当、大乗院にあったものを
春日大社に移したもの、
板壁をくりぬいた大きな丸窓があるのは蔵としては考えにくいですね。
この日はお天気もよく、家族連れやお弁当を頬張る方達で賑わっていましたよ。
■撮影日 2011年3月13日(日)
■所在地
奈良市 奈良公園茅ヶ原付近