長岳寺 節会(せちえ)
長岳寺の節会(せつえ)があると聞いて、行ってきました。
午前中に勧請づくりが行われ、午後から網掛けが行われる行事だと思って
いたのですが、非常にめづらしい行事にであうことになりました。
長岳寺に訪れた時はお昼時で、檀家さん達はお寺でお雑煮を頂いておられました。
境内ではこんな状態。。。。。
椎の葉が切り捨てられています。
こちらは、大しめ縄に吊るされる御簾(みす)と呼ばれるもので、竹とシキビで作られています。 檀家の方から意味はわからないが、表裏が七・五・三になっていて、七五三房飾りというのだと教えてくださりました。
本殿には、午前中につくられた大しめ縄が奉納されています。
境内に杭を打ち込み、お仮屋をつくります。
檀家さんのお話によると、以前長岳寺内に鎮座されていた八坂神社の神様をお仮屋に招くそうです。
いまは明治の神仏分離令により八坂神社は近くに移転されたそうです。
お仮屋は中に光が差し込まないよう、椎の葉でみっしり覆われます。
神事前のお仮屋の内部を見せて頂きました。
芝生の上にご御幣が祀られ、酒・洗米・塩が供えられます。
長岳寺の僧が神事(?)を進めます。
なぜ神事(?)と書いたかというと、2礼2拍手1礼が行われました。
ここについてはお話しを聞いたものではありませんので、あくまでも推測です。
大しめ縄の側にたてかけられていました。
いよいよ網掛けが行われます。
昨年の注連縄はすっかり切れ落ちてました。
御簾などは、山門前で取り付けられます。
※掲載した内容については、檀家さんにお聞きしたことを書いたつもりですが、メモを取らずの暗記した
ものですので、間違いもあるかと思います。 公式な記録ではありませんので今一度ご確認くださいま すようお願いいたします。
また住職様・13の檀家様の方々、当日はお世話になりました。
とても貴重な体験をすることができました、この場をお借りしてお礼申し上げます。
■撮影日 2013年1月10日(木)