鬼の俎・鬼の雪隠 (明日香村)

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亀石から西へ歩くと、ポンと捨てられたように鬼の俎と鬼の雪隠があります。
細い道沿いにありますから、自動車では停めることはできません。
やはり明日香の石造物巡りは、2輪もしくは徒歩でまわるのがベターでしょうか。

現地の説明板には、

 鬼の雪隠は墳丘土を失った終末期古墳(7世紀後半・飛鳥時代)の石室の一部である。
本来は、花崗岩の巨石を精巧に加工した底石、蓋石、扉石の3個を組み合わせたもので
鬼の雪隠はその蓋石にあたり、上方にある鬼の俎(底石)から横転してきた状態にある。
 この周辺は霧ヶ峰と呼ばれ、鬼が住み通行人に霧を降らせ迷ったところをとらえて、
俎の上で料理し、雪隠で用を足したという伝説がある。

 1枚目が、鬼の俎
 2枚目が、鬼の雪隠です。




■撮影日  2007年9月18日(火)