ムーンライトIN藤原京 part2

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  ムーンライト IN 藤原京
 
2007年10月6日(土) 17時~21時  会場 特別史跡/藤原宮跡

開催趣旨:
わが橿原市には、多くの人々に夢とロマンを持って頂ける歴史的文化遺産として
藤原宮跡があります。その藤原京は西暦694年、この地に日本で始めてこの都
として誕生しました。ここで大宝律令(701年)の法令や元号制度が始まり、
京内は中国の様式を見習って碁盤目状の道路で整然と区画され、また国際交流も
盛んに行われていました。光輝く瓦屋根の大型建築物が建ち、東市や西市では
各地の特産物が並べられ、人々で大いに賑わっていました。
そして当地橿原市は日本の原点・藤原京と共にその歴史を歩んで参りました。
その原点には様々な誕生がありました。それは、政冶の誕生、経済の誕生、そして
新しい文化の誕生であり、豊かな自然は今も藤原京の時代を彷彿とさせ、ここに
住む人々を守り続けています。また、当地橿原市は第41代持統天皇藤原京
おいて当時詠われた「春過ぎて夏来たるらし白妙の衣ほしたり天の香久山」を
はじめ万葉集に多く詠われている大和三山が在する万葉のふるさとの地でも
あります。この歴史と自然に恵まれた橿原市、伝統と文化が息づく橿原市、ここで
生まれた風土と文化は物よりも心の豊かさを問われる現代にあって一層かけがえの
ないものになっています。これは橿原市にとって何物にも代えがたい郷土の誇りで
あり、この歴史的文化遺産を後世に伝え、現代によみがえらせ、魅力ある街づくり
に積極的に生かし、新しい個性のある歴史、文化都市の創造に向けて発展していか
なければなりません。
来年の「ムーンライト IN 藤原京」は11年目を迎え、大いに文化遺産藤原京
をはじめとして本市に点在する歴史遺産と奈良の中核都市「かしはら」を再度、
一人でも多くの方に知っていただき、大勢の人々が集まり、郷愁、楽しみ、感動に
より、またこれからの活力醸成、地域文化の発展をより身近に体験し、創造する場
とも考えております。郷土意識と誇りを高め、新たなる誕生を迎えるメッセージと
考え古人(いにしえびと)の風情を「ムーンライト IN 藤原京」として再現し、
地域の文化に関心をお持ち頂く機会になればと考え、昨年に引き続き開催するもの
であります。

                         【パンフレットから抜粋】

写真1枚目 南門
写真2枚目 シルエットイルミネーション会場
写真3枚目 畝傍山のライトアップ
写真4枚目 香久山のシルエット
写真5枚目 耳成山のシルエット



■撮影日  2007年10月6日(土)