主郭
矢田城は南側に農地化された跡があり、主郭の半分が
削られています。よって方形であった主郭が三角形の状態で
遺構が残っており、北西の角には櫓台であったであろう盛土
がありました。
空堀は北側・西側がきれいに残っています。
空堀には2本の土橋が架けられており、北側の土橋は後世に
架けられたものであり、西側の土橋が本来の遺構であると
思われます。
矢田城へは、矢田寺へ向かうバス停「横山口」から北へ
10分ほど歩いた西側(右手)に、突き出た尾根上の先端に
位置します。
城跡の北側に池があり、民家の細い地道から入いることが
できます。
所在地 大和郡山市矢田町
形式 丘城
高さ 標高99m 比高19m
規模 南北40m 東西50m
築城年代 不明
築城者・城主 矢田氏か
遺構は、郭・空堀・土橋
登城日 2007年3月20日(火)