大和三山のひとつ、畝傍山

小懇田宮跡から見た畝傍山

イメージ 1

 長く裾野を引いた姿が美しく、199mと三山中最も高い山。
この山を神聖で高貴な女性になぞらえ、それでも抑えきれない
恋心を詠った万葉の歌が残る。また、耳成山と同じような、桜
児という悲劇の女性の伝承も残っています。

畝火山口神社からの登山口

イメージ 2

 畝火山口神社は昭和十五年までは、畝傍山の山頂にあった
そうです。 他に橿原神宮から登る道もあります。

登山道

イメージ 3

 落葉が落ちて、もう冬支度。 近所の方が健康の為に、結構
多くの方が登られていました。 (山頂まで15分程度)

山頂

イメージ 4

 山頂です。山頂には畝火山口神社の跡地が残っていました。
山頂からは、葛城・二上生駒山が綺麗に展望できました。

 【現地説明板】
ここは歴史的にも有名な大和三山の一つで、標高199,2m
面積41㌶の死火山です。
東部裾野に神武天皇陵、北西部に綏靖塚、南西部に安寧天皇
、南部に懿徳天皇陵、南東部に橿原神宮があります。

 香久山は 畝傍を愛しと 耳成と
 相争ひき神代より かくにあるらし 古昔も
 然にあれこそ うつせみも 嬬を争ふらしき

           「万葉集」 中大兄皇子