《46》 奈良公園にある 西方院山城
瑜珈神社
奈良ホテルの前にある瑜珈神社の裏が西方院山城です。
この城は文献にも詳しく記載されており、古市氏により向かいの鬼薗山城の
変わりに着工したが、計画変更により未完成のまま放置。
その後、再度築かれた城です。
築城後3日で筒井順尊・順盛の軍に攻められ、古市軍は城に火を放ち退却、
破城された、短命の城でした。
主郭
主郭は広く、下草もなく非常に見やすい城です。
南側は瑜珈神社との境界のフェンスで囲まれ、神社からは入れないようになって
います。北側は飛火野が眼下にあり若草山から奈良市が一望できる位置にありま
した。
駐車場から入る登城口
瑜珈神社の境内からは入れないようです。写真の駐車場(奈良ホテルの前)
の丘から斜めに登ると、主郭西側の郭あたりにたどりつきます。
あまりお勧めできるルートではないですので、あまり人目につかずに入るのが
いいかも知りません。(もしかしたら、入ってはダメかも・・・・・)
別称 瑜珈山城 所在地 奈良市高畑町 形式 丘城 高さ 標高111.5m 比高16m 規模 南北75m 東西100m 築城年代 文安元年(1444)/文明十年(1478) 築城者 古市胤仙ほか 城主 古市氏 遺構 郭・空堀・堀切・土塁・土橋
登城日 2007年1月28日(日)