高天彦神社(たかまひこじんじゃ)

祠と拝殿

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ご神体と白雲峯

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極楽寺の南にある北窪の集落から金剛山の山頂に向かう急な坂道を辿っていくと、広々とした台地に出ます。ここが日本神話の舞台になった高天ヶ原の実在の地と伝えられている場所です。高天ヶ原は古事記が伝えるところによると、神代に皇祖神天照大御神が統治していたところで、ここから瓊々杵尊が日向の高千穂の峰に降臨したとされています。この伝承の地にある高天彦神社は、うっそうと茂った杉の大木が両側に並んだ参道の奥まった、厳かな雰囲気の中に社殿をひっそりと構えています。葛城王朝を築いた葛城一族の祖神を祭するこの神社は、今も伝説の地にふさわしい神さびた風情を周囲に漂わせています。
 高天彦神社の前にある鶯宿梅は昔、高天寺の小僧が若死したので、その師が嘆いていたら梅の木に鶯がきて、「初春のあした毎には来れども、あはでぞかへるもとのすみかに」と鳴いたといいます。そこで、この梅を鶯宿梅と呼ぶようになったといいます。
                                                【御所市観光ガイドより転載】

かわいいお地蔵さま

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境内の隅に、瓦と一緒に居られます。
 神社にお地蔵様? でもお顔もよく、かわいいんですよ。

福蛙

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 高天彦神社のすぐ北側の道沿いにいます。
 なんと、お目目はプラスチックなんですよー ちゃんと彫って下さいよー。
 それに、杓子の変わりにフライパン鍋が・・・・・・

鶯宿梅(おうしゅうばい)

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蜘蛛窟(くもくつ)

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 蜘蛛窟は鶯宿梅の横の道から入り、墓地の横を通り墓地の裏側にあります。

 『土蜘蛛を埋めたと伝わります』

 この地は、高鴨神社から更に西に登り、金剛山への登山口に位置します。
 今日は天気もよく、比較的暖かかったんですが、日曜日に奈良盆地で少し雪が降ったのでまだ雪が残ってました。 気温も寒いんですよねーこの地域は。
 でも、すごく神秘的な雰囲気があっていいところでしたよ。



□所在地  御所市高天
□御祭神  高皇産霊尊(さかみむすびのみこと)