新庄城は、葛城の
山麓線沿いにあります。 この城は、屋敷山古墳を使い1539年以前に布施氏によって築かれた城で、
関ヶ原以降は桑山氏が入り大きく造りかえられたようです。
前方後円墳の古墳を、所どころ平地として削り郭にした跡が今も残ります。
現在の遺構は桑山氏時代のものです。今は、屋敷山公園として市民の憩いの場として使用されています。 夏に入ると、この地で上がる花火はとても綺麗です。
□別称 新庄陣屋
□所在地 葛城市新庄
□形式 丘城(屋敷山古墳の墳丘を利用して造成)
□高さ 標高118m 比高12m
□規模 南北135m 東西90m
□築城年代 ① 天文八年(1539)以前 ② 慶長六年(1601)
□築城者 ① 布施氏 ② 桑山一晴
□城主 ① 新城(布施)弥二郎か ② 桑山一晴
□遺構 郭
■登城日 2006年5月6日(土)