奈良県の石造物

台風が過ぎ去った、明日香の飛び石

台風18号が近畿に大きな被害をもたらした翌日、奈良県はすがすがしい秋晴れとなりました。 ここ稲渕の飛び石は、彼岸花の撮影スポットでもあり、訪れてみると。。。。。。。 新しく掛けられた橋が完全に水没した痕跡が至る所に。。。。。。。。 西側の畑…

ひっそり佇む、油掛地蔵

ここも大好きなスポット。 人通りの少ない小道にポツンと経つ『油掛地蔵』。 1523年に造られたそうな。 この時期は、大和武士が大和を治めてた頃ですね。 名前の通り、クサ(できもの)ができている子の母親がこの地蔵さんにお祈りをして油を掛けている…

春日山原生林(鶯滝~若草山編)

奥山ドライブウェーに出ると、しばし未舗装のドライブウェーを歩きます。 この道路。。。車が通るのかなと思いきや1台、神戸ナンバーのプリウスがゆっくり走ってきました。 その後、奈良ナンバーのマークⅡが。。。。 結局この日見たのは4台の自家用車と観…

春日山原始林(滝坂の道編)

春日山原始林に行ってきましたよ。 駐車場に車を停めて、まずは春日大社を目指します。 いいお天気になりました。 木漏れ日が綺麗くってパチリ! 鹿もお出迎えしてくれます。 春日大社で、ハイキングの無事と宝くじ3億円が当たりますようにとお願いして、春…

当尾の里 石仏めぐり その3

西小石仏群(室町期以降) 西小五輪塔(重文:鎌倉期) 浄瑠璃寺から府道を西に進むと大きな五輪塔が目に付きます。この五輪塔は重要文化財に 指定されています。左のものは、基礎が複弁の蓮の花びらが垂れた形の反花座で格狭間 (こうざま)と呼ばれる装飾を設けて…

当尾の里 石仏めぐり その2

一鍬地蔵磨崖仏(鎌倉中期) カラスの壺阿弥陀、地蔵磨崖仏の脇道を入ると右手に現れます。 途中にすずめ蜂の巣が あるので注意してくださいね。 ほんと、でかいすずめ蜂がいます。 『すずめ蜂注意』と いう紙も貼られているのでおおよその場所はわかると思い…

当尾の里 石仏めぐり その1

当尾の里 観光案内図 当尾は、奈良の興福寺の別所として、寺院や多数の石仏が造られるなど仏教文化が花開いた 地域です。交通の便は、良いとは言えないですが、紅葉のシーズンでも観光客は少なく 風情のある景色を堪能できました。 みろくの辻弥勒磨崖仏(弥…

史跡 益田岩船

橿原ニュータウン内にある、岩船への入り口 説明版 岩船 益田岩船(ますだのいわふね)は奈良県橿原市白橿町にある花崗岩の巨大な石造物。 つくられた時期や目的などは不明で、亀石・酒船石などと並ぶ飛鳥の謎の石造物の一つで、その中でも最大のものである…

山の辺の道(万葉歌碑) 21~26編

昨日のつづきです。 やっとこれで26碑を掲載する事ができました。 この碑は、桜井駅の桜井観光センターで頂いた『山の辺の道』のパンフレットに掲載された『山の辺の道 万葉歌碑』を収集したものです。歌碑は他にもあり、少し紛らわしい歌碑もありましたの…

山の辺の道(万葉歌碑) 16~20編

やっと山の辺の道の万葉歌碑26碑を周ることができました。 今回の16~20は桧原神社周辺にありました。 前回、景行天皇陵から桧原神社まで歩いたんですが、歌碑の書いたパンフレットを忘れて、16番・21番・22番・25番を撮り忘れ結局、今日撮り…

《53》屋敷山古墳に立つ 新庄城

新庄城址石碑 新庄城は、葛城の山麓線沿いにあります。 この城は、屋敷山古墳を使い1539年以前に布施氏によって築かれた城で、関ヶ原以降は桑山氏が入り大きく造りかえられたようです。 郭跡 前方後円墳の古墳を、所どころ平地として削り郭にした跡が今…

山の辺の道(万葉歌碑) 11~15編

桧原神社周辺に5つの歌碑が集中していました。 今回の山の辺の道の散策は、桧原神社から箸墓古墳に向かい 大神神社の大鳥居の駐車場までのルートでしたので、一旦 打ち切りとなります。 山の辺の道の万葉歌碑は26個案内されていますので、 残りの11個は…

山の辺の道 (万葉歌碑) 6~10編

万葉歌碑の6~10は大神神社~玄賓庵の間にありました。 この間の山の辺の道は有名な神社や寺が多くあり、とてもいい 雰囲気の古道でしたよ。 ⑥ うま酒三輪の祝(社)の山照らす 三室の山はもみぢしにけり 巻名/巻8~1517 作者/長屋王 筆者/堂本印…

山の辺の道(万葉歌碑) 1~5編

山の辺の道に行ってきましたよー 桜井駅でもらったパンフレットを参考に、万葉歌碑を探してきました。 番号は、パンフレットの番号(桜井駅側からの順番)となっています。 ① こもりくの泊瀬の山青幡の忍阪の山は 走出のよろしき山の出立の くわしき山ぞあた…

当尾の里(石仏巡り) その3

書庫は奈良県の石造物ですが、はは!京都なんですね。ここ当尾は。 奈良東大寺から国道369号線を柳生方面に向かい、中ノ川町で県道 33号線を北上。途中752号線に入ると『弥勒磨崖仏』に出ます。 その2では、やぶのなか三尊まで紹介しましたので、今…

当尾の里(石仏巡り) その2

その1は、六体地蔵までをご紹介しましたので、その2は あたご灯籠 ⇒ からすの壺二尊 ⇒ 唐臼の壺 ⇒ 一鍬地蔵 ⇒ やぶのなか三尊をご紹介します。 六体地蔵から1.5㌔走ると、あたご灯籠に出ます。 あたご灯籠から奥に5分ほど歩くと、からすの壺二尊と唐臼の…

当尾の里(石仏巡り) その1

当尾は奈良と京都の県境にある加茂町にあります。 花崗岩の産地でも知られ、鎌倉時代から南北朝時代に仏教文化が栄え 寺院が立ち並び、やがて廃寺となって石仏だけが残された。 今も往時ををしのばせ、石仏たちが道沿いに点在しています。 岩船寺から浄瑠璃…

くつな石 (明日香村)

明日香、細川の夕景スポットを探しにバイクでウロウロしていると 出くわしたのが、この「くつな石」です。 場所は石舞台古墳を東へ進み、阪田地区に入ると都塚古墳からさらに 棚田を登ると山道に変わります。 この「くつな石」は、その山道に 入ってすぐのと…