大柳生 太鼓踊り
大柳生には、集落の長老の家を1年交代で神の分霊を迎える「回り明神」という宮座制度が伝わります。「大柳生の太鼓踊り」は、上出、塔坂、西側の三垣内のうち当屋のあたった垣内が奉納してきましたが、それぞれの垣内での継承が難しく、2007年に三地区合同で行われるようになりました。
太鼓踊りは風流踊りの流れを汲むもので、背中に大きな造花の飾りをつけ、胸に「カッコ」とよばれる太鼓を吊り、白い鉢巻きを巻いた若者たちが、太鼓を叩きながら勇壮に舞い踊ります。全国に見られる太鼓踊りは雨乞いに由来するものが多いとされていますが、大柳生の太鼓踊りは、出陣、凱旋の舞いとも考えられています。現在、奈良県の無形民俗文化財に指定されています。
当屋さんが持ってられた楽譜? 今はしっかり後世に伝えれるようまとめられているようですね。
後ろからこっそり撮らせていただきました。
後ろからこっそり撮らせていただきました。
公民館の前で若者達が衣装を身につけます。 腹には『カンコ』と呼ばれるつつみ太鼓。背には造花で作られた『シナイ』が指し込まれます。
はい。記念撮影♪ 前の3人が大太鼓。 後ろの8人が包み太鼓を叩きます。
左端に座るのが当屋さん。
左端に座るのが当屋さん。
公民館から太鼓踊りを舞う大柳生交流館前広場へ向かいます。 陽もだいぶ落ちてきました。
当屋さんの御挨拶。
この3人が大太鼓を叩きます。 背中に刺すものが違いますね。
この汗からみても、この踊りの激しさがわかりますよね。 盆地では非常に暑かったのですが
ここ柳生の山間部は比較的涼しかったのに。。。。それでもこの汗!
ここ柳生の山間部は比較的涼しかったのに。。。。それでもこの汗!
『大じゅんやく』『忍踊り』『屋敷踊り』という舞いが踊られます。相当体力がいるんでしょうね。
青年はもう汗だく。。。 ご家族の方達は、うちわで風を送る光景も多く見られます。
青年はもう汗だく。。。 ご家族の方達は、うちわで風を送る光景も多く見られます。
包み太鼓を叩くのは8名。 大太鼓は交代で3名が担当します。
こうして大柳生の夏の夜も更けていきます。
結局買うことはなかったけど、お祭りが終了と共にみんなに無料で振る舞われていました。
ということで、スーパードライが私の手元に。。。。。