登弥神社 粥占い 前篇

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登弥神社は延喜式内神社で、祭紳は物部氏の祖神である『饒速日命』(にぎはやひのみこと)です。
粥占いの起源は不明ですが、登弥神社で使われる大釜(鉄釜)には、元禄8年(1695年)の陽刻銘が刻まれていりことから、江戸時代には行われていたようです。

この粥占いは、その年の作付けの豊作を占う行事で、早朝の4時からはじまります。
約25リットル入りの大釜に、水と米・小豆と、竹筒を釜の中に入れ、2時間程度煮て小豆粥を作ります。午前6時ごろ、神官さんや年番三人(昨年度、今年度、来年度当番)が神社に集まり祭典が催されます。

神事終了後、拝殿で竹を1本づつ割り、37品目の農産物の豊作の可否を占います。

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ナビの時間は4時29分。

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 粥占いを始める前に記念撮影♪

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 粥占いを行う、米・小豆・竹筒が奉納されています。

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 この釜に、元禄8年(1695年)の陽刻銘が刻まれています。
 鉄釜って、こんなに持つんですね。 当時の物が使われているっていうのもびっくり!

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 火の加減もむずかしいようです。 この加減が豊作の可否を決めるといっていいかも。。。。

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 2時間煮混んで、竹筒は取り出されます。

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 おまけ。  ことしは兎年~

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 たき火で温めた笹酒♪  ほのかに香る笹の香りがたまりません♪

 この小さなお猪口がいいですよね♪

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 期待に応えて、ここでも頂きました。  おいち♪




 
 粥占いへつづく。。。



■撮影日 2011年2月1日(火)
■所在地 奈良市石木町648番地