薬師寺 玄奘三蔵会大祭
玄奘三蔵会大祭(げんじょうさんぞうえたいさい)
薬師寺は法相宗の大本山であります。その法相宗の始祖とされる方が西遊記でよく知られる玄奘三蔵法師です。その玄奘三蔵のご頂骨の請来をご縁として、玄奘三蔵のご遺徳を顕彰する為平成3年(1991)に建立されたのが、薬師寺玄奘三蔵院伽藍です。
薬師寺縁起によると薬師寺にはかつて西院伽藍があり、その中には弥勒浄土の画像を中心におき、北面には翻訳のために住まわれた長安の玉華殿における玄奘三蔵の肖像画がお祀りされていました。おそらく玄奘会も修せられていたと思われます。そこで、玄奘三蔵院伽藍建立を機に、翌、平成4年より法要を復興する事が決定しました。しかし、現存する資料に乏しいため法要形式の完全な復興は難しく、平素からの年中行事を基本としながら玄奘三蔵にふさわしい行事を加味し、顕彰する事となったのです。その行事の一つが毎年恒例となりました伎楽[ぎがく]です。近年は、伎楽隊に天理大学雅楽部、作曲 芝祐靖(国立音楽大学客員教授)、衣裳・小道具 吉岡幸雄(染司よしおか主宰)、構成 堀田謹吾(伎楽研究家)、演出 佐藤浩司(天理大学教授・雅楽部顧問)、声明は薬師寺僧侶が務めさせて頂いております。そして玄奘三蔵法師役のみ毎年配役が変わります。
薬師寺縁起によると薬師寺にはかつて西院伽藍があり、その中には弥勒浄土の画像を中心におき、北面には翻訳のために住まわれた長安の玉華殿における玄奘三蔵の肖像画がお祀りされていました。おそらく玄奘会も修せられていたと思われます。そこで、玄奘三蔵院伽藍建立を機に、翌、平成4年より法要を復興する事が決定しました。しかし、現存する資料に乏しいため法要形式の完全な復興は難しく、平素からの年中行事を基本としながら玄奘三蔵にふさわしい行事を加味し、顕彰する事となったのです。その行事の一つが毎年恒例となりました伎楽[ぎがく]です。近年は、伎楽隊に天理大学雅楽部、作曲 芝祐靖(国立音楽大学客員教授)、衣裳・小道具 吉岡幸雄(染司よしおか主宰)、構成 堀田謹吾(伎楽研究家)、演出 佐藤浩司(天理大学教授・雅楽部顧問)、声明は薬師寺僧侶が務めさせて頂いております。そして玄奘三蔵法師役のみ毎年配役が変わります。
クライマックスは、三蔵法師がありがたい経典を頂いて幕を閉じます。