20年に一度の南之庄国津神社 遷宮祭

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 伊勢神宮式年遷宮にならい、ここ南之庄国津神社も20年に一度、本殿・拝殿・手水舎などの

修復工事が計画的に行われています。

 今年がその20年目の節目に当たる年で、20年に一度の遷宮祭が盛大に行われました。

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 午前10時。 各家から礼服、スーツ、着物を着た女性達が国津神社に集まってきます。

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 まず神社に着いて、目に着くのが拝殿の前に建てられた舞台。

 神事はこの舞台の上で行われ、下からは神事の様子が見ることができません。

 不思議なことに、拝殿の屋根の高さまである舞台は本殿をも見下ろす位置?

 この高さに、何の云われがあるのかは非常に興味がありましたが、今から思えば聞けばよかったと

後悔です。

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 神事の様子。  氏子さん達は、舞台の下で神事の様子を見守ります。

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 神事が終わると、この太い角材を床に叩きつけ。。。。。  え~と何だっけ???

 忘れてしまいました。 太鼓の代表は、小学5年生の男の子です。

 20年後には立派な大人になり、この祭を引っ張って頂くのだと、実行委員長は申されていました。

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 まずは、先週行われた白石国津神社のふる祭でも巻かれたリボンの付いた5円玉が巻かれます。

 ここでも、ひとつも取れなかった私に優しい声を掛けてくださる叔父様が。

 ひとつ分けて頂きました。

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 ついで、餅巻き。

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 ここも、餅が盛大に巻かれます。  もう半端じゃないぐらい。。。。

 巻き方も、投げうだけではなく袋から滝のように。。。。。

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 拾う側も、こんな感じ。  もう、離れていても餅が飛んでくるくる。

 黒い服を着てられる方を見ると、皆さん餅が直撃した跡がしかり付いて。。。。

 皆さん餅の直撃を受けてるみたいです。

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 餅は境内の中だけでなく、こんな離れていてもバンバン飛んできます。

 この付近で何発直撃弾を受けたことか。。。。。

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 餅巻きが終わると、遷宮祭も終了です。

 わずか1時間ほどのお祭りでした。

 若い女性が、御神酒を頂いてられたので反射的にパチリ! 

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 記念撮影されてるとこも。。。。  パチリ!

 一人の女性は、長野からこの祭のために戻って来たとか。

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 おのおの各自のカメラに収めて、自宅へと戻って行かれます。

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 後片付けがはじまります。 イメージ3の小槌は宮座? 関係者の方に分けられていました。

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 宮司さんの許可を頂いて、舞台に登らせていただきました。

 舞台には祭壇。 そして餅巻きに使われた桶が所狭しと置かれていました。

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 舞台からの風景。

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 今回の戦利品。  紅白のお餅と、りぼんの付いた5円玉。

 

 次の遷宮祭は2031年になるんですね。






■撮影日  2011年11月12日(土)
■所在地  奈良市都祁南之庄町485 南之庄国津神