川合八幡神社 ヒキアイモチ行事
御所市南東部に位置する川合八幡神社でヒキアイモチ行事が行われます。
この祭りは、「水泥」「上奉膳」「下奉膳」「川合」の4地区から十二振提灯に灯りが点され、八幡神
社に向かい奉納されます。
いよいよ神事がはじまります。
関係者の方から、本殿の中は撮影しないよう指導を受けました。
祭りの華はやはり子供ですね。
この祭りの見所のひとつ。 相撲神事です。
私達が普段見る相撲では無く、行司のはっけよーいのあと、本殿に向かってバンザイをします。
この所作は3回行われ、必ず1勝1敗1引き分けと決まっているそうです。
大人達もなんだか楽しそう。
名前の由来となるヒキアイモチ行事が行われました。
本殿に奉納していた藁袋?を本殿から落とします。
この藁袋は『ゴクツ』とよばれ、お餅を80個入っているそうです。
これを3回繰り返した後、子供たちがゴクツを引きずり境内を3周します。
3周した後、中の餅を振る舞われます。
餅は普通の餅より少し大きめみたいですね。
いままで使われた餅を入れた藁袋(ゴクツ)が飾られていました。
年号を見ると、なんと明治29年のものが。。。。。
最後は餅まきで終了です。
ゴクツの中にあった、余った餅は均等に各戸に配られるようです。
お供え物。
ゴクツも今年の年代を立札に書き、飾られます。
はじめて訪れたヒキアイモチ行事。
今年は境内で待機していましたが、今度訪れる時は早めに行き、各大字の十二振提灯が出発するところ
から撮影するのもおもしろいかと思いました。
■撮影日 2012年10月7日(日)
■所在地 御所市古瀬720
■所在地 御所市古瀬720