奈良豆比古神社 神事相撲

イメージ 1


 翁祭で有名な奈良豆比古神社ですが、翌日の夜には神事相撲が行われます。

 前日の翁祭の人出は嘘のように、関係者とわずかなカメラマンが見守ります。

 この相撲神事は、中世より受け継がれてきた伝統行事です。

 相撲と言っても取っ組み合いの相撲を行うのではなく、榊を頭上に上げ舞殿を3周するという

形式的な相撲です。


イメージ 2


 いよいよ相撲神事のはじまりです。

 行司役の宮司さんが『見合って、見合って ホ―オイ』と御幣を降り降ろすと、相撲神事がはじまり

ます。


イメージ 3


 力士達は榊を頭上に上げ、『ホ―オイ ホ―オイ』と唱えながら舞殿を周ります。

 この『ホ―オイ』は、穂が多い と言うことで、豊作を願う意味らしい。


イメージ 4



イメージ 5



イメージ 6




イメージ 7


 力士達が舞殿を一周すると、宮司が再び『ハッケヨイ ノコッタ』と御幣を振りかざし、力士達は

再び舞殿を周ります。


イメージ 8




イメージ 9


 舞殿を3周すると終了です。


イメージ 10



イメージ 11



イメージ 12


 相撲神事が終了すると、1歳未満の男の子は力士達に抱かれ、健康を祝います。

 向かって左の男の子は、最後まで爆睡してました。


 将来は大物になるかもしれませんね。


イメージ 13


 最後まで残っていると、関係者の方から三角錐とやらの餅を頂きました。






■撮影日  2012年10月9日(火)
■所在地  奈良市奈良坂町2489