葛木御歳神社 祈年祭・湯立て神事

イメージ 1
 
 御歳山の麓に鎮座する葛木御歳神社。
 
 古く弥生時代から神を祀る地であったと思われる、由緒正しい神社です。
 
 はじめて訪れた神社ですが、宮司の東川のお人柄でしょうか、とてもいい雰囲気の神事を見ること
 
できました。
 
 
イメージ 2
 
祈年祭=としごいのまつり」について

祈年祭(きねんさい)=としごいのまつり」は古来より、大変大切にされてきたお祭りです。農事の初めに、八百万の神さまに、五穀豊穣を祈願するお祭りです。とりわけ、稲の神・時を司る神として崇敬されてきた御歳神さまにとっては、特別の意味を持つ祭りです。トシ=稲の神様として、祈年祭主祭神として、祈年祭には朝廷から唯一特別に白鶏・白猪・白馬を贈られていました。今の世では農事だけではなく、諸事様々な今年の仕事全般の成功を祈願するお祭りとお考え下さればよいと思います。祭主が祝詞を奏上する間、また、玉串を奉って拝礼する際、各自が携わる仕事や世の中全体が豊かになるようにとの祈願を込めて、祭典にご参加くだされば何よりです。
 
                                   葛木御歳神社 東川優子宮司のブログより転載                          
 
イメージ 7
 
 
 
イメージ 8
 
 
 
イメージ 9
 
 
 
イメージ 10
 
 
 
イメージ 11
 
 湯立て神事に使われる『米』 『酒』 『塩』。
 
 
イメージ 12
 
 
 
イメージ 13
 
 
 
イメージ 14
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
イメージ 4
 
湯立て神事」について

湯立て神事は、湯立ちの神事、湯花神事とも言います。
斎竹をめぐらした中央で釜に湯を沸かして、その湯を笹で振り掛けて、祓いと無病息災を願う神事です。この神事のルーツの一つは、応神天皇の頃からある、探湯(誓湯-くかたち)という神明裁判の変化したものだと言われます。古代、真偽正邪を裁くのに神に誓って熱湯に手をつけ、正しいものはただれず、邪なものはただれるとして身の潔白を示したものだそうです。それが、時代が下り、身の潔白を示す行為が、身を祓い清める意味に変化したようです。現在の湯立神事は湯を浴びて禊祓いとし、無病息災を祈願する神事です。ちなみに湯立神事は、湯をかぶって神懸りとなり、託宣を聞く神事となっていることもあり、湯立神楽として舞いに入れられている所もあります。
 
 
                            葛木御歳神社 東川優子宮司のブログより転載
 
 
イメージ 5
 
 
 
イメージ 6
 
 神事が終わると、氏子さんたちがつくlられた甘酒の振る舞いがありました。
 
 寒い日にはありがたいものです。
 
 甘過ぎず、ほんとおいしくいただきました。
 
 
 
 
■撮影日  2013年2月