法隆寺 西円堂 追儺式(鬼追い式)

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 追儺式(鬼追い式)がはじまる前、西円堂では修二会法要(「薬師悔過」という行法)が行われます。
 
 
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 修二会が終わると、僧侶が西円堂に入ります。
 
 そして鐘太鼓が7回半なり終えると、いよいよ鬼の登場です。
 
 
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 北正面から現れた黒鬼(父鬼)が斧を担ぎ宝印をいただき、斧を研ぐ所作を行います。
 
 そして松明を沙主役から受取ると3度振り回し、見物客に投げつけます。
 
 以前は鉄格子などなかったのですが、数年前に事故(怪我人)が起こり安全上鉄格子のなかで行わ
 
れるようになったそうです。
    
 
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 次は鉄の棒を持った青鬼(母鬼)がつづきます。
 
 
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 青鬼につづき、剣を持った赤鬼(子鬼)が黒鬼、赤鬼と同じことを繰り返します。
 
 
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 最後に鉾を持った毘沙門天が現れ、鬼たちを追い払います。
 
 
 鬼追いは、修二会がはじまった弘長元年(1261)に始まったとされています。
 
 はじめは、法隆寺の僧侶達が鬼役を務めていましたが、寛政9年(1798)以後、丑寅の方向にあたる
 
岡本法起寺裏の住人が勤仕するようになったそうです。
 
 
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■撮影日  2013年2月3日(日)