今倉のドウロクさん

 
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 近くで葛城市納涼花火大会がはじまる2時間前。この地を探しに葛城市太田の街並みをあっちに
行ったりこっちに行ったり。。。。。
 
 1時間ほど車でうろちょろし、やっと見つけました。  今倉の地。
 
 昔の地名で、地図には載っていないんですね。
 
 
 見つけたと思いきや、お祭りが行われる雰囲気もなく、向かいの方に聞いてみると。。。。。。。
 
 ななんと、数年前に16日のお祭りと一緒にしてるんや~との事でした。
 
 ヒェー。。。。   まぁたまにはこういう事もあるのです。
 
 
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 太田の北部にある今倉の集落に小さな祠があります。(写真手前)
 
 毎年7月28日に行われていたドウロクさんでしたが、数年前に同月16日に行われるゴウシンサン
と一緒に行われるようになったとか。
 
 行われていた時は、19時から村人が集まり19時半頃から十二柱提灯を灯し、般若心経を唱え
村人たちでおさがりのお神酒を頂きながら歓談するという、交流の場となっていたようです。
 
 
 葛城市のHPに、この祭りの云われが書かれていましたので転載しました。

 ■「私が子ども時分から、もうこうやってお祀りしてましたもんなあ」と、西川清治さん(昭和8年生
まれ)は言います。「親から聞いた話では、むかし大水が出た時に、この西の庵寺のところまで流れ
てきた石を、ここに運んでお祀りしたらしいです」。
昭和20年代の末ごろに、一度祭りをやめたことがあったそうですが、村中に病人やけが人がでた
ことから、再び祭祀を続けて今に至るということです。「ドウロクさん」の愛称で親しまれている神さま
は、一般に道陸神または道祖神のことを言います。村中の安全を祈って、道祖神のお祭りが営まれ
る例は、葛城市ではここ今倉の里だけのようです。
 
 
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 今倉の集落。
 
 この日は屋敷山公園で大花火大会があるんですよ。
 
 ちょっとこの件で疲れたのもあり、1時間後にある花火も見ることなく、この日はとぼとぼ帰る事に
しました。
 
 
 
 
 
 
■撮影日  2013年7月28日(日)