平城京天平祭 曽爾の獅子舞&十津川の大踊り

≪曽爾の獅子舞≫
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 曽爾の獅子舞は、天正11年以降の当屋文書の享保3年(1718年)条に、「御神楽獅子舞当年
五穀成就村安全のため(中略)於神前の舞申し候」とあり、俗説として「大字長野が伊勢で獅子
を習ってきて、他に伝えた」という言い伝えがあり、種目名にも習ってきた村のそのままの地名が
つけられた「中村の舞」があることなどから、ほぼこの頃より、伊勢の大神楽を導入し、地元の人の
手で伝えられたことがあきらかになっています。
 「神前の舞」「悪魔払」「参神楽」「獅子踊り」「接ぎ獅子」など一連の獅子舞は、三大字(長野・今井
伊賀見)の青年の手で、第二次大戦中といえども絶えることなく、今日まで連綿と継承されてきまし
た。
 その種類の豊富さと芸能の質の高さが評価され、昭和54年「奈良県無形民俗文化財」に指定され
ています。
 
                                           奈良市曽爾村HPより転載
 
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 ここで行われた『曽爾の獅子舞』はほんの一部だけでした。
 
 毎年体育の日の前日の日曜日、曽爾村の『門僕神社』で行われます。
 
 もう三重県との県境ですが、見応えのあるお祭りです。
 
 お時間許せる方は是非是非、お尋ねください。
 
 
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≪十津川の大踊り≫
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 奈良県吉野郡十津川村盆踊りでは「大踊り」と呼ばれる踊りが村内各所で広く踊られていたが、
なかでも大字小原、大字武蔵、及び西川(大字永井、重里など)の3地区には中世以来の歴史を持
つ古典的な踊りが伝承されており十津川の大踊(とつかわのおおおどり)として国の重要無形民俗
文化財に指定されている。各地区の保存会が継承に努めており、毎年8月13日から8月15日まで地
区ごとに日をずらして、房を付けたバチ太鼓、切子灯籠など目にも鮮やかな踊りが踊られてい
る。
 僧侶の指導で始まったとされる大踊りは室町時代から流行した風流踊の典型例の一つとして芸能
史上貴重なものである。この地域が秘境の山里であったことが、民俗学的価値の高い、民衆の祭事
舞踊の原型ともいえる踊りを保存継承してきた。ゆったりとした独特のテンポ、優雅で古風な振り付け
江戸時代から明治初期の風物や暮らしを唄い込んだ歌詞など、現代の盆踊りとはまた違う趣が
ある。
 これらの踊りは昔はの堂内で踊られていた。十津川村では明治廃仏毀釈で全ての寺院が廃さ
たが、その名残はこのような伝統芸能に残っている。今では最後に大踊りで締めくくり行事も深夜
終わるが、かつてはそのまま夜が明けるまで踊り続けていたという。
 
                                   フリー百科事典 ウィキペディアより転載                               
 
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 こちらも『曽爾の獅子舞』同様、ほんの一部だけを披露しただけのものです。
 
 ステージの上では、本来のお祭りを再現することはむずかしいですね。
 
 
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■撮影日  2013年11月9日(土)