平城京天平祭 曽爾の獅子舞&十津川の大踊り
≪曽爾の獅子舞≫
乃五穀成就村安全のため(中略)於神前の舞申し候」とあり、俗説として「大字長野が伊勢で獅子
を習ってきて、他に伝えた」という言い伝えがあり、種目名にも習ってきた村のそのままの地名が
つけられた「中村の舞」があることなどから、ほぼこの頃より、伊勢の大神楽を導入し、地元の人の
手で伝えられたことがあきらかになっています。
「神前の舞」「悪魔払」「参神楽」「獅子踊り」「接ぎ獅子」など一連の獅子舞は、三大字(長野・今井
「神前の舞」「悪魔払」「参神楽」「獅子踊り」「接ぎ獅子」など一連の獅子舞は、三大字(長野・今井
・伊賀見)の青年の手で、第二次大戦中といえども絶えることなく、今日まで連綿と継承されてきまし
ています。
ここで行われた『曽爾の獅子舞』はほんの一部だけでした。
毎年体育の日の前日の日曜日、曽爾村の『門僕神社』で行われます。
もう三重県との県境ですが、見応えのあるお祭りです。
お時間許せる方は是非是非、お尋ねください。
≪十津川の大踊り≫
なかでも大字小原、大字武蔵、及び西川(大字永井、重里など)の3地区には中世以来の歴史を持
つ古典的な踊りが伝承されており十津川の大踊(とつかわのおおおどり)として国の重要無形民俗
文化財に指定されている。各地区の保存会が継承に努めており、毎年8月13日から8月15日まで地
区ごとに日をずらして、房を付けたバチや太鼓、扇、切子灯籠など目にも鮮やかな踊りが踊られてい
る。
史上貴重なものである。この地域が秘境の山里であったことが、民俗学的価値の高い、民衆の祭事
舞踊の原型ともいえる踊りを保存継承してきた。ゆったりとした独特のテンポ、優雅で古風な振り付け
、江戸時代から明治初期の風物や暮らしを唄い込んだ歌詞など、現代の盆踊りとはまた違う趣が
ある。
れたが、その名残はこのような伝統芸能に残っている。今では最後に大踊りで締めくくり行事も深夜
には終わるが、かつてはそのまま夜が明けるまで踊り続けていたという。
フリー百科事典 ウィキペディアより転載
こちらも『曽爾の獅子舞』同様、ほんの一部だけを披露しただけのものです。
ステージの上では、本来のお祭りを再現することはむずかしいですね。
■撮影日 2013年11月9日(土)