奥田(大和高田) 蓮

 
イメージ 1
 
 毎年7月7日、吉野蔵王堂で行われる蓮花会法要。
 
 そこで使われる蓮は、ここから当日切り取られ吉野へ運ばれます。
 
 例年、蓮の開花状況が悪いと聞きますが、今年は七夕の日に見頃を迎えたそうです。
 
 
イメージ 2
 
 ちょうど着いた時には雨。。。。。
 
 蓮に雨も悪くないかと、傘をさしての撮影です。
 
 
イメージ 3
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
イメージ 5
 
 日頃の行いがいいのでしょうね♪    ←自分で言うところが、すごいでしょ♪
 
 しばらくすると、雨もやみ陽が指します。
 
 このあとは、みずみずしい蓮を。。。。。(*^^)v
 
 
イメージ 6
 
 
 
イメージ 7
 
 
 
イメージ 8
 
 
 
イメージ 9
 
 
 
イメージ 10
 
 
 
イメージ 11
 
 
 
イメージ 12
 
 
 
イメージ 13
 
 
 
イメージ 14
 
 
 
イメージ 15
 
 
 
イメージ 16
 
 
 
イメージ 17
 
 
 
イメージ 18
 
 役の行者の母 刀良売の物語
 
  昔、役小角(行者)の母(刀良売)が、奥田の蓮池で病気を養っているとき、夏のある朝、池の
中にまつってある神社に詣でると、白い蓮花が咲いていて、その葉には金色に光った蛙がいまし
た。刀良売は、一本の篠萱を引き抜いて、何気なく蛙に投げつけたところ、それが蛙の目にあた
って、目を損じてしまいました。さして、池の中に逃げた蛙は、もとの土色の蛙となって浮いてき
ました。そして五色の霧も消えてなくなり、一茎二花の蓮も、もとの蓮になってしまいました。それ
から、この池の蛙は、一つ目であるといわれています。また、この池の蓮は、一本の茎に二個の
花をつけた蓮であったので、めでたいとの前兆ではないかとして、朝廷に献じられたこともあった
そうです。この異変ののち、この池は捨篠の池と命じられたといいます。
 刀良売は、それから病気が重くなり、42歳で亡くなりました。母を亡くした小角は、心に誓って
修験道をひらき、吉野山に入って蔵王権現をあがめ、蛙をまつって追善供養をしました。
 以来、毎年7月7日は、吉野の山伏が奥田の行者堂にやって来て、香華を献じ、蓮池の蓮(10
8本)を摘み、それを大峰山中の拝所に供える蓮華会がおこなわれます。また、この日、吉野の
蔵王堂では、「蛙飛び」行事がおこなわれます。             
 
                                        「大和高田市史」より
 
 
 
 
 
 
■撮影日  2014年7月13日(日)