ちょっと、お城の知識講座を!

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よく使われる城郭用語をまとめました。

【初級編】
縄張(なわばり)= 城のレイアウト・構造のこと。曲輪(郭)の配置や
         虎口の防御の構えをいう。
曲輪・郭(くるわ)= 城を築くとき削平地を作って、土居や堀で仕切るが
         この仕切られた一画をいう。
         近世城郭では「丸」という。 
虎口(こぐち)= 城の出入り口
土橋(どばし)= 堀を渡る通路の部分だけ、地面を掘り残して造られた
        土の橋。
土塁(どるい)= 土を盛った土手状の塁。堀の内側に設ける場合が多く
        土居ともいう。
空堀(からぼり)= 堀は攻め手の攻勢を遮断する障害物として設ける。
        空堀は、水の入っていない堀。
竪堀(たてぼり)= 斜面に竪方向に掘られた堀。攻め手が斜面を横に移動
        できなくするたまのもの。
横堀(よこぼり)= 斜面に横方向に掘られた堀。山城の中腹や山頂の郭の
        直下に設ける。
堀切(ほりきり)= 山城、丘城の尾根続きからの攻撃に備えて、尾根を
        切った堀。

 これだけ、理解できれば中世城郭をみたら何かが見えてくると思いますよ。