あの銭湯が、昔のままだったよ。
小学校時代に住んでいた住吉に立ち寄ってみた。
あの当時は、車もそんなに走っていなかったし道も舗装されてなかった
ところがいっぱい。
学校から帰ると、ランドセルを玄関に置き靴もぬがずに遊びまわってた。
あの当時のお小遣いは２０円。菓子パンが１５円。ラムネは１円
アイスバーは１０円。たこ焼きが４個１０円だったかな。
高度成長と共にみるみる値段は上がったけど・・・・・・・・
写真に掲載した銭湯は小学校五年まで通っていた銭湯。六年になると
近くだけど、引っ越して家にお風呂が付いたから銭湯生活も無くなった。
この銭湯の思いでは、たしか週いちのペースで露天がならび賑わっていた
と思う。わたがし・ヨーヨー・イカ焼き・ドジョウ釣り・金魚すくい等
いつも２０件ほどあったんじゃないかな。多いときは３０は、あったよ。
銭湯では、刺青のおっさんがいてたし、確か４年生ぐらいまで女湯に
入ってた気がする。
親父は、風呂上り必ずチック（今のポマードみたいなもの）を髪につけ
リーゼント風にしてたよな。
お風呂の楽しみは、風呂上りのコーヒー牛乳。親と行くと必ず買って
もらってた。 当然、すっぽんぽんで腰に手を当てるのが日課。
でも、雨の日は銭湯行くのが面倒で、入らなかった日もあったよな～
なつかしい。ほんと陽が暮れるまで遊んで、真っ黒に汚れて、鼻たれて
今の子供には想像できんやろな。 でも楽しかった。
そんな思い出の詰まった銭湯がボロボロにはなってたが、変わらず
営業してるなんて。 ほんと電光看板以外は何も変わってない。
今に比べたら、不便で仕方ないんだろうけど、いい時代だったと思うな。
