耳成山って耳の無い顔が名前の由来だって!

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奈良盆地の南部に位置する耳成山は標高139.7mの死火山です。
もともとはもっと高い山でしたが、盆地の陥没で沈下し山の頭部が地上に
残された単調な円錐形で、人の顔にたとえれば耳が無いような山なので
耳無山⇒耳成山と呼ばれるようになったと言われています。

万葉集から

香具山は畝火ををしと耳梨と
相あらそひき 神代より
かくにあるらし 古昔も
然にあれこそ うつせみも 嬬を
あらそふらしき

中大兄皇子 (巻1-13)

耳成山のうんちくです。

17歳から25歳の8年間暮らしたところが耳成山の麓でしたね。
だからすごい思い入れがある山。
なのに不思議と頂上まで登ったことがないんですよね。
先日はじめて登ってきました。
 
登ってビックリ!結構いっぱいの人が頂上にいるんですよね。
ちょっとご年配のご夫婦や、女性同士で登られてたり
ちょっとしたハイキングコースみたいです。

耳成山って、ほんと綺麗な円錐形で大好きでした。
最近になって、夕景に興味をもって畝傍山のあの形が好きになりましたが
香具山・畝傍山耳成山どれも甲乙つけがたい山となってしまいました。