甘樫坐神社(明日香村)

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2007年6月19日、小墾田宮跡から向原寺に向かったさいに見つけた神社です。
甘樫の丘の麓にあり、明日香の観光地からは北西の位置にあります。

甘樫坐神社(あまかしにいますじんじゃ)

所在地は、高市郡明日香村豊浦寺内626
祭神は、推古天皇
神事は、4月第一日曜日(明神探湯神事)

境内には、「立石」と呼ばれる謎の石があります。
この石物の前で「明神探湯」が行われたと伝えられています。

      「明神探湯」(くがたち)
明神探湯は裁判の一種として考えられ、煮え湯の入った釜に
手を入れ「正しき者にはヤケドなし、偽りし者はヤケドあり」
という極めて荒い裁判の方法です。「日本書紀」によれば允恭
天皇4年(415)氏姓制度の混乱を正すため甘樫の神の前に
偽りを正し、爽やかに暮らしたいという願いを込め、豊浦・雷
大字が氏子となって「明神探湯神事」としてその形を保存、継
承しています。
「立石」と呼ばれる謎の石はこの豊浦のほか、村内の岡、上居
、立部、小原なども残っています。
    
                   現地説明板より