《19》 土塁や土橋が残る上狭川城

役行者の石像がある小屋

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 下調べもせずに、上狭川城にチャレンジ!なにを間違ったか、向かいの丘に
登りゴルフ場に出てしまった。情けないことに、ゴルフ場に出るまでわからず
その日は、帰ることに。
その後リベンジでチャレンジするが、ななんと、向かいの丘だなんて。

 入口から山道を登ると、役行者の石像がある小屋に出ます。
ちょうどこの小屋の位置が、主郭の北西部の角の土塁となります。

主郭西側の土塁

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 長方形の形をした主郭は、綺麗に土塁が残っていました。主郭全体は雑木林
となっており、下草も少なく見やすくなっていました。

主郭南側の空堀と土橋

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 南側の遺構は綺麗に残っており、竪堀、南側虎口、空堀、土橋がはっきり
わかります。 南には2本の堀切があり、それぞれに土橋が設けられています。
おそらく、この道を更に進むと下狭川城に続いているのではと思います。

登城口

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 入口は、バス停「上狭川」のすぐ南側(写真添付)から登ります。
気をつけないと見逃しそうです。

所在地 奈良市狭川東町
形式 丘城
高さ 標高195m 比高60m
規模 南北135m 東西50m
築城年代 室町時代後期
築城者、城主は、狭川福岡氏
遺構 郭・空堀・堀切・土塁・土橋


登城日 2007年1月30日(火) / 2007年2月12日(月)

 【参考サイト  奈良大和路「気分はコクジン2」】
 http://gfi401.fc2web.com/narakokujin2-13.htm