稲渕の網掛神事 ぱーと2

1年間ご苦労様! いよいよ取り外しです。

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雄綱をいよいよ取り外します。 まずは、両側の綱をゆるめ雄綱を東側の道路に
引き上げます。(当初はクレーンかトラックなんかで引っ張るのかなと思いきや
すべて人力なんですよね。)こうでなければ、ありがたみはないですよね。

いよいよ取り付け

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まず縄を主催者、見学者関係なく大勢で新しく出来た橋まで運びます。
たまたま側に居てたので、お手伝いさせてもらうことに。
雄綱はこの橋の上で縄と結び付けられることになります。
運よく、縄の中央あたりを持っていたので一部始終をまじかで見ることができま
したよー。
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両綱を東西の木に縛りつけ、これも人力で引っ張ることに。(結構重たい)

飛鳥坐神社宮司が神事を行います

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現地説明板より
稲渕の網掛神事
網掛神事は、稲渕と栢森両大字に伝わる神事で、毎年1月に行われる。
カンジュ掛神事ともいう。
子孫繁栄と五穀豊穣を祈るとともに、悪疫などがこの道と川を通って侵入する
ものを押しとめ、住民を守護するため神事といわれている。
稲渕大字の神事の特徴は、全体を神式で行うことである。飛鳥川の上に陽物を
かたどった『男網』を掛け渡し、神所橋と呼ばれる橋に祭壇を設け、神職が御祓い
をする。一方、飛鳥川上流の栢森大字の神事は仏式で行うことが特徴で、『女網』
を飛鳥川に掛け渡しをする。

参拝者には写真のお札をプレゼント!

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はは!しっかり頂いてかえりました。 夕食後家族皆で、みかんを頂くことに
します。 1つのみかんを家族で分け合って食べると、1年間健康で過ごせる
そうです。

はじめて稲渕の網掛神事に来ましたが、村人の方たちはとてもあたたかく、
写真を撮りやすいようにしてくれたり、神事のことを説明いただいたり、
甘酒もいただけました。(生姜が利いてて、お酒も濃い)
ほんと飛鳥はよかとこです。 来年は、栢森神事も是非みに行きたいものです。