風の森神社 (葛城の道シリーズ)

『風の森』石碑

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 風の森のバス停から西に向いて歩いていくと、風の森神社に着きます。
この石碑は、ちょうど神社に入るところに立っています。

『風の森神社』の境内

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 神社の入口は墓地になっていました。 墓地を登ると境内があります。
神社は写真の祠があるだけで、御祭神は『志那都比古神』をお祭しています。

『風の森神社』の祠

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 祠の中央にある石は『きりょくぎかいがん』というもので、誰が置いたかは
不明ですが、吉野川から持ってこられたと思われます。
この黒い石は、雨にぬれると七色に輝くといわれています。

『風の森神社』の説明板

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風の森神社
本社は、御所市大字鴨神、旧高野街道 風の森峠の頂上に位置しています。
御祭神は、志那都比古神をおまつりしています。
志那都比古神は風の神であり、古事記、日本書記には 風の神に因んだ事柄が
しめされています。
又、葛城地方には 日本の水稲栽培の発祥の地ともいわれており 風の神は、
五穀のみのりを、風水害から守る 農業神としてまつられています。
日本では、古くから 風の神に対する信仰があり、毎年旧六月には、各地で
薙鎌を立てて 豊作を祈る風祭が行われています。
                         平成二年十二月吉日