高鴨神社 (葛城の道シリーズ)

高鴨神社の鳥居

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高鴨神社の拝殿

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高鴨神社の本殿

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石垣に描かれた灯籠

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灯篭の下に天邪鬼

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 拝殿両脇にある灯籠の下に天邪鬼が重さに耐えてひざまずいていました。
右側の天邪鬼は口を開き、左側の天邪鬼は歯を食いしばっているようです。
 
 所在地は、御所市鴨神1110  tel 0745-66-0609
 【現地案内板より】

 由諸  本社は古代豪族の鴨族が発祥の地に奉斎した神社である。
    鴨族は全国各地に開拓移住して、郡名・郷名に加茂名を伝え、多数の加茂社を
    祀ったが本社はそれらの総社にあたる名神大社である。
     神話においては国譲りに際し、御祭神の三柱ともにご活躍なされ、また神武天皇
    の大和平定にも、八咫鳥として武勲をたてられた御神徳高き神にてまします。
     御本殿は、極彩色の彫刻をもつ室町時代の建築で、県下の神社建築の中でも
    もっともすぐれ、国の重要文化財に指定されている。
  
 【葛城の道 パンフレットより】
 高鴨神社  鴨神上
 本殿、流れ造り檜皮葺、唐破風付、四間半に四間という大きい建物で、天文12
年の建造にかかり、室町時代の代表的神社建築です。
 本社は佐味宮、上津賀茂社とも呼ばれ、出雲国造神賀詞に大巳貴命の御子アジ
スキタカヒコネ命の御魂を葛木鴨神の神奈備に坐せて、皇孫命の近守の神とたて
まつるとある神社にあたり、その祭の古く皇室との深い関係を伝えています。
 神社が建てられたのはこの称徳天皇の御代ということになりますが、それは雄略
天皇の御時、土佐にうつされていたのを、大和国葛上郡に復祠されました。 本社
には大般若経六百巻(鎌倉時代十六善神画像、千体仏画像その他の仏画、高鴨
神社祭礼訳書之事、その他の古文書などが少なくありません。又この神社は、鴨族
の氏神で、京都上賀茂、下鴨両社の本家。本殿は室町期の代表建築で、重要文化財
です。2千鉢以上の日本サクラ草が有名で、4月~5月がみごろとなっています。