おふさ観音 風鈴まつり
古来より、体力の衰える夏には体調をくずしやすいと言われ、おふさ観音では、古くから暑い夏を無事にすごせるよう、夏の厄払いのご祈祷が続けられてきました。
風鈴の涼しい音色が厄を払うという思想は、仏教伝来のものです。
おふさ観音の二千を越える様々な風鈴の音色は、みなさんの厄を払い、心地よい涼を運んでくれることでしょう。
【おふさ観音 パンフレットより】
風鈴の涼しい音色が厄を払うという思想は、仏教伝来のものです。
おふさ観音の二千を越える様々な風鈴の音色は、みなさんの厄を払い、心地よい涼を運んでくれることでしょう。
【おふさ観音 パンフレットより】
奈良県はシルクロードの文化伝来の地として歴史的に有名ですが、シルクロード文化の一つ、ガラスにも縁の深い土地柄です。
ガラス工房で生産される奈良風鈴は、高い技術力と完成度が際立つ美しい作品です。
ガラスのもつ魅力が最大限に表現されています。
ガラス工房で生産される奈良風鈴は、高い技術力と完成度が際立つ美しい作品です。
ガラスのもつ魅力が最大限に表現されています。
享保年間に誕生したガラス製の風鈴は、長崎のガラス職人が作ったとされています。鎖国していた日本では、ガラスの原料も入手しずらく、当時のガラス風鈴の価格は、現在に換算すると三百万もの高値だったそうです。近年は、鮮やかな彩色を施した物が様々なユーモラスなモチーフの図柄も登場して楽しい気分にさせてくれます。
奈良・平安時代に作られた砂張り材という青銅で出来た貴重な風鈴です。御殿は、世界的な映画監督、故黒澤明監督が、その音色にほれ込み、映画「赤ひげ(加山雄三主演)」の重要なシーンで、数百個のこの風鈴の音色を使用した事で一躍有名になりました。
丁寧な仕上げで、美術工芸品としての風格も備えた逸品です。
丁寧な仕上げで、美術工芸品としての風格も備えた逸品です。
環境庁による「残したい日本の音百選」に選ばれたのが、この南部風鈴です。南部風鈴は岩手県の盛岡市を中心とする地域で盛んな南部鉄器から生まれました。
鉄製ならではの繊細で余韻の長い響きは、聞く人に涼やかな風を運んでくるかのようです。
鉄製ならではの繊細で余韻の長い響きは、聞く人に涼やかな風を運んでくるかのようです。
世界的に有名なウッドストック社のこのチャイムは、揺れると自然に素晴らしい音楽を響かせます。
明るく元気のよい音は、南太平洋のインドネシアのバリ島で用いられる音階で作られます。
ひと風吹くたびに涼しいバリの影絵の音楽が奏でられます。
明るく元気のよい音は、南太平洋のインドネシアのバリ島で用いられる音階で作られます。
ひと風吹くたびに涼しいバリの影絵の音楽が奏でられます。
すごい数の風鈴ですね。この迫力は圧巻ものです。ここは本堂の前にある風鈴です。
ここで、日本各地の風鈴が販売されていましたよ。
ここで、日本各地の風鈴が販売されていましたよ。
ははは! 招き猫がたくさん並んでいましたよ。 風が吹くたびに、福が(これダジャレ!)
来るといいんですけどね~
来るといいんですけどね~
なんか、ひときは目についた風鈴です。 暑い夏にはよく似合う風鈴ですね。
風鈴の音色っていいもんですよね。 今はすっかり少なくなってしまった縁側。
暑い夏の日に、縁側で涼む。 ほのかな風に反応して涼を運んでくれる風鈴がここで活躍します。
明日は縁側で、スイカでもほおばって、タイムスリップでもしてみようかな。
暑い夏の日に、縁側で涼む。 ほのかな風に反応して涼を運んでくれる風鈴がここで活躍します。
明日は縁側で、スイカでもほおばって、タイムスリップでもしてみようかな。
≪おふさ観音のはじまり≫
昔この地にあった「鯉ヶ淵」と呼ばれる池を土地の娘”おふさ”さんが通りがかりました。
この時に白い亀の背に乗った観音様が霧の中に浮かんでいるお姿をご覧になったそうです。
そこで、この地に小さなお堂を建てて観音様が奉られたのが、お寺の起源だと言われています。
この話にちなんで、今も境内には鯉の池や亀の池が伝わり、訪れる方々の心を癒しております。
この時に白い亀の背に乗った観音様が霧の中に浮かんでいるお姿をご覧になったそうです。
そこで、この地に小さなお堂を建てて観音様が奉られたのが、お寺の起源だと言われています。
この話にちなんで、今も境内には鯉の池や亀の池が伝わり、訪れる方々の心を癒しております。