白毫寺 『えんまもうで』

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 白毫寺(びゃくごうじ)は、奈良県奈良市白毫寺町にある真言律宗の寺院。本尊は阿弥陀如来
 開基(創立者)は勤操(ごんそう)と伝える。奈良市街地の東南部、春日山の南に連なる高円山山麓にあり、境内から奈良盆地が一望できる景勝地に建つ寺である。
 関西花の寺二十五霊場第18番(萩)。

 なお、寺号の「白毫」は、仏の眉間にある白い巻毛のことである。

【起源と歴史】
 霊亀元年(715年)、天智天皇の第7皇子である志貴皇子の没後、天皇の勅願によって皇子の山荘跡を
寺としたのに始まると伝えられる。また、かつてこの高円山付近に存在した石淵寺(いわぶちでら)の
一院であったともいう。石淵寺は空海の剃髪の師であった勤操が建てたとされる寺院である。
 鎌倉時代になって西大寺叡尊によって再興され、叡尊の弟子である道照が将来し経蔵に収めた宋版
一切経の摺本によって、一切経寺とも呼ばれ繁栄した。室町時代に兵火で建物が焼失し衰退するが、江戸時代の寛永頃に興福寺の空慶により復興される。

                 【フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より抜粋】

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 昨年の、奈良の日々さんのブログを見て行って来ましたよー。白毫寺は奈良公園の南側にあり交通の便もバスのみ。少し不便なところにあります。駐車場はあるものの、そう広くもないので今回はバイク(黒駒)の出動となりました。 ただ、白毫寺付近は道路も狭くバイクも停めるのも一苦労。
 近くの公園に停めさせてもらいました。
 10時から法要があるので20分前には到着。 番号札は68番でしたよ。

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 境内に登る参道です。正面はちょうど生駒山ですよね。この日は白毫寺の空は晴れていたのですが奈良盆地は曇っていて、景色ももう一つです。 空気の澄んだ日は、きっと綺麗な眺望なんでしょうね。
 夜景も期待できそうですよ。

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 境内に入ると、番号札と交換で閻魔大王が描かれたうちわをいただきます。
 選ばせてくれたんですが、私の前のおばさんが返品した閻魔様を頂戴しました。
 毎年、このうちわの裏面に住職さんが一枚一枚丁寧に、お願いした『文字』を書いてくださいます。
 今年は住職さんの体調が悪く、この行事が無くなったのは残念でした。
 ちなみに私は、『感謝』という文字をお願いしようと思ってましたよ。

 法要は宝蔵で行われます。宝蔵内は撮影禁止と書いてあるのにストロボの光が。。。。
 おそらく報道関係の方だと思いますが。。。。なんかねぇ。
 しっかり閻魔大王様を目に焼き付けて、宝蔵内で般若心経を聞かせていただきました。
 最後に、住職さんが言われた言葉『自業自得』なにか心に残っちゃいましたよ。

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 池にいた、雨蛙です。 カメラを向けても動じない雨蛙くん。 凛々しくみえましたよ。

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 境内には、ハスの花と桔梗の花が目立っていました。

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 法要が終わるとこんにゃくが振舞われていました。こんにゃくは裏と表が無いという意味が込められているそうです。 結構いっぱい残っていましたので、はは!おかわりしちゃいました。

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 白毫寺の名前が入った湯のみ茶碗です。

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 11時から『古武道竹内流演武奉納』が行われました。 迫力ありましたよ。
 最後は真剣の演武もあったんですが、思ったより早く終わってしまい撮る時期を逃してしまいましたよー。



□所在地   奈良県奈良市白毫寺町392
山号    高円山
□宗派    真言律宗
□本尊    阿弥陀如来重要文化財
□創建年   伝・霊亀元年(715年)
□開基    伝・勤操
□別称    一切経
□札所等   関西花の寺二十五霊場18番
文化財   木造阿弥陀如来坐像、木造菩薩坐像(伝文殊菩薩)ほか(重要文化財




■撮影日  2008年7月16日(水)