五條 念仏寺 鬼走り2009 餅まき編

五條市大津の念仏寺
イメージ 1



イメージ 2



イメージ 3



イメージ 4


 創建については明確ではないが、所蔵する什物や伝承などからすると、平安末か鎌倉のころには真言寺院として創立していたと考えられる。安永3年(1774)9月「大津村鑑明細帳」に「石念仏寺上申者坂合部12ヶ村之氏寺ニテ御座候」とある。鬼面4面とともに古来正月の修正会の「鬼走り行事」が有名で、国重要無形民俗文化財に指定されている。
                                    【現地説明板より転記】
本堂とお経
イメージ 5



イメージ 6


 午後1時より、3人の僧侶が、大般若心経の転読を行ないます。
 般若心経、早く覚えたいものです。 一応、般若心経は購入してるんですけどね。 

念仏寺鬼走りの行事案内

  午後1時~  五人の僧による大般若心経転読がはじまる。
  午後4時~  昼の鬼走り(無灯火)
  午後4時半~ 福餅まき
  午後7時~  息災護摩供(堂内)
  午後7時半~ 柴灯護摩供(境内)
  午後9時~  鬼走り(松明点火)

福餅
イメージ 7



イメージ 8



イメージ 9


 午後4時半から、福餅巻きが行なわれます。 紅白のお持ちが巻かれ、餅に番号が書かれているのを手にすると、大当たりです。(景品と交換されます。)
 あまりよそ者がはしゃぐのも礼儀知らずですから、最後の方でお持ちを八つ頂いて帰りました。
 焼きもちでもして、福を授かろうと思います。


 この日は仕事を半日で終え、五條に向かいました。 1時30分に念仏寺の駐車場に停め車の中でお弁当を頂きます。食べ終えてすぐに本堂で、僧侶の般若心経の転読を拝見し夜の鬼走りの撮影場所の確保を行ないます。悲しいかや、40Dと標準レンズは修理中。手持ちのレンズはマクロと望遠となんと中途半端なレンズしかなく、一番のりにも関わらず一番後方の高台に三脚を立てることに。。

 その後3時半まで、車の中で一眠り。3時くらいになると駐車場も満車になり、ほんとラッキー車が近くだと、機材も乗せたままでいられるし、寒い中での休息はほんと助かりました。

 4時半まで念仏寺周辺を散策して、餅巻きに参加。 他府県の方に聞いたのですが奈良県の行事は餅巻きが多いらしい。 そういえば家のご近所のお祭も、餅巻きをしていますね。

 今回は、午後1時30分~9時30分までの長丁場のお祭でしたので『餅巻き編』『子供鬼走り編』『護摩供編』『鬼走り編』の4編構成で紹介させていただきます。






■撮影日  2009年1月14日(水)
■所在地  五條市大津町177番地
■機材   デジタルX + EF70-200mm F4L IS USM