水谷神社 鎮花祭

 桜もちょうど見頃の時期。奈良公園内にある水谷神社の『鎮花祭』を見てきました。

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 春日大社摂社水谷神社は、御祭神に素盞鳴命、大巳貴命、奇稲田姫命をお祀りしています。
 例祭は、鎮花祭とよばれ四月五日に執り行なわれています。
 このご祭礼は、伏見天皇の正応元年(1288年)に、神前に桜花を供えて悪疫の流行を封じたことが始まりで、爾来連綿と続けられてまいりました。

神職の登場

 11時を少し過ぎたとき、神職春日大社より下りて来られました。

 警備員が神職に敬礼をしているのが、なにか違和感を覚えたのは私だけ。。。。。

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春日大社伝神楽
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 春日大社伝神楽は、八人の御巫による八乙女舞を骨子としたもので、その源は遠く平安時代初期の延喜年間(九〇一~二二)にまで遡ることができる。
 伴奏は地方といい御巫の上臈が琴師を努め、歌を唄う本歌の役が笏拍子を打ち付歌は銅拍子と小鼓を打つ。笛役は神楽笛を奏し、それぞれの神職が務める。
 水谷神社鎮花祭には四人舞の『神のます』『宮人』が舞われる。
 化粧も額に富士額、又襟足に三本足を水で溶いた練白粉を用いて筆で描いたり、天井眉をつけ、更に下唇に紅をさすなど、独特な古式を伝えている。
 簑毛(付け毛)を銀色の丈長で結いまとめ、造花の藤花の挿頭にした御巫は、まさに神の子にふさわしく優雅で美しい。
                                    【現地説明板より抜粋】

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禰宜狂言の奉納

午後1時からは、春日禰宜狂言会主催の奉納狂言などが行われました。

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 イケメンが登場。 やっぱイケメンが出ると『華』がありますね。

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 お譲ちゃんも登場。 子供が出ると『ほのぼの感』が漂います。 上手でしたよ。 

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 このお兄さん。 いい味ありました。

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 布袋さんが登場。

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 このおっさんも、ええ味ありましたね。

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狂言っておもしろいですね。 ちょっとはまっちゃいました。

 また機会があればゆっくりみたいものです。 

 残念ながら、カメラのバッテリーが残り僅かになりました。(情けないです。。。)

 今夜の薬師寺の修二会のため、バッテリー充填をしにここで帰ることにしました。





■撮影日  2009年4月5日(日)
■所在地  奈良公園内 水谷神社
■機材   EOS-40D EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM / EF 70-200mm F4L IS USM