下山田の虫送り
毎年、天理市山田町では紫陽花が咲き出す6月16日に虫送りを行ないます。
虫送りとは、豊饒を祈って松明を持った村人たちが田畑を巡り虫害がない様に祈る行事で、
初夏の伝統行事となっています。 昔はあちこちで虫送りを行なわれていたそうですが、今では
県下でここ山田町だけとなり、県の無形文化財行事となっています。
村人に聞くと、3年に一度お坊様を呼び一般観光客にも松明を持って一緒に歩くそうです。
おそらく、下・中・上の虫送りが順次交代で実施されてるのではないでしょうか。
今年は、上山田が当番だったのかもしれません。
おそらく、下・中・上の虫送りが順次交代で実施されてるのではないでしょうか。
今年は、上山田が当番だったのかもしれません。
6時半、総代の挨拶で焚き火に点火され、おいおいの松明に火を灯します。
総代がお札を持ち先頭に立ち出発。 太鼓が続き、村人が松明を持って後に続きます。
下山田の村を一周し、布目川の裾に松明を投げ込み行事が終了します。
西の空は、ほのかに紅く染まっていました。
西の空は、ほのかに紅く染まっていました。
続いて、中山田・上山田の虫送りも紹介しますね。