大安寺 竹供養(癌封じ夏祭り)

竹供養(癌封じ夏祭り)
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 古来中国では、陰暦五月十三日(六月二十三日ごろ)を竹酔日あるいは竹迷日、竜生日、竹誕日、
竹供養と称し、この日に竹を植えればよく育つといわれています。

 大安寺では、竹酔日の故事にちなみ、六月二十三日に恒例の「竹供養」「癌封じ夏祭り」が行わ
れています。

 当日は、早朝からがん封じの祈祷が行われ、笹娘による大安寺名物の笹酒がふるまわれます。
 午後1時から竹供養の儀。虚無僧による尺八奉納演奏、竹林加持、銘竹の植樹、特別法話茶筅
製造の実演など多彩な行事が行われます。
                               【大安寺HPより抜粋】

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 大安寺境内にある竹林を撮ってみました。 技量不足を感じる一枚です。
もう少し新緑色で、光を入れたかったのに。。。。
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 到着した頃には、竹供養も終わり、虚無僧たちが尺八を吹きカメラマン達の撮影会状態になって
ました。 不思議な光景でしたが、虚無僧たちのサービス精神はありがたいものです。
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 どうしてもここに来ると撮ってしまう一枚。 そしていつも思い出すのが、ブロ友の銀さん。
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 笹酒を注いでくれるのは、かわいい笹娘たち。。。。
 おじさんの幸せそうな顔。。。。。 写真を撮ってもらうのに、もじもじ、ドキドキしながら
娘さんにお酌をお願いされていました。 この娘さんもいい笑顔で、注いでくれてますね。
 境内に生える竹は、その気品と優雅、素朴と強靭さは大安寺独特のもので、古来、「竹の寺」と
しても知られています。

 「大安寺竹」は、弘法大師をはじめ、大安寺の僧によって全国に広められたと伝えられています。
そして、新たな日本の風土と景観を創造し、人々の生活を豊かにしました。

 「竹」は、河川の堤防、山野の崩壊地、民家の周辺などに植林され、防火、防水、防風などの防災
林となって、国を護り、人々の安全を図りました。

 また丸く、節があり、剛直で空洞を持ち、美麗、強靭であるなど樹木に見られない特性を持ち、
様々な民芸品や工芸品、また建築資材や生活道具になり、人々にとって生活の必需品としてなくて
はならないものでした。

 精神文化に及ぼした影響も計り知れず、竹の風情は日本人の感性を磨き、情緒を育み芸術、文化
に多大の貢献をなしています。

 この竹の広大な恩徳に感謝し供養をする法要です。
                               【大安寺HPより抜粋】 
虚無僧による尺八奉納演奏とミス奈良
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 13時から、虚無僧・ミス奈良・僧侶の行列がはじまります。
銀さ~ん。 しっかりミス奈良を撮っておきましたよー。。。。  

 

撮影日 2009年6月26日(火)
所在地 奈良市大安寺2-18-1
機材  EOS-デジタルX 標準レンズ