八幡神社(押熊) 卦亭

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 今でこそ開けた押熊の地。でも一歩奥に入ると今もなを昔の風景が残っていました。

 そこでは農業に勤しむ方々が、伝統を守り続けています。 でも伝統行事も少子化のお陰で
簡素化されるているのも事実。 衣装もスーツ姿に様変わり。

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 八幡神社の祭礼行事です。 これを見ると卦亭は10時からだったんですね。

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 本殿です。祭神は、譽田別尊 。
摂社は、八大竜王神社、木花開耶姫神社、市杵島神社、稲荷神社、こうずいさんが祀られています。

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 おんだ祭りの光景です。 おんだ祭りは11時前からはじまりました。

 このおんだ。。。。何とも言えないいい雰囲気なんですよね。 地元ばかりの人がほとんど
なので、野次が飛ぶ。 またまた、この方のしゃべくりが上手で、おもしろい!
 またまた、いろんな農耕用語が解説入りで出てきて為になるんですよね。 いろ~んなこと
聞いたのに、ははは! 覚えてるのはツチノ子=五寸八寸 河童=あららもう思い出せない。。

 来年はメモを持って、ちゃんと調べておきますね。

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 おんだ祭りが終わると恒例の餅まき。 ここは餅を放り投げるのではなく、一人ひとり手渡し
でお渡ししていました。 授かる側も両手で感謝を込めていただきます。 こういう餅巻きも
素敵ですね。 餅はサイコロ状に切られたものでしたよ。

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餅巻きの次は『鬼的打ち』がはじまります。 3人の職事が弓を射ります。

 はじめてなのか、矢は反対に持つわ矢を飛ばさず弓を飛ばすわ、もうてんてこ舞い♪

 それでも、皆さん和気あいあいと楽しんでおられました。

 それでも残り2本の矢は上手に矢を射ってましたよ。 でも的には一本も当たらなかった
んですけどね。
 
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 これば『鬼』と書かれた的!


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ははは! 飛ばずに落ちた矢。  飛んだ弓も撮っておけばよかった。。。。

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 祝い餅と忌穂です。 鬼的打ちが終わると参拝者に配られます。

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 目の前にいたので、はは!一番に頂いちゃいました。 サイコロの形をしたものが餅巻きで
頂いたものです。

 今回は、少ない情報ではじめて訪れたものなのではじまる時間もわからず現地にむかいました。

 今年は来年につながればという気持ちで行ったのですが、運よく調度『おんだ祭り』がはじま
ったところ。。。実は神事は10時からだそうで、卦亭(ケイチン)は宮座八人衆と二人の職事
で祭事されるようです。

 13時から春日大社の『舞楽始式』があるので、少しだけ境内にある資料館を除き、早々の退
散になってしまいました。




撮影日  2010年1月11日(月・祝) 10時~
所在地  奈良市押熊町287 八幡神社境内
機材   EOS-40D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM