二月堂 修二会 お水取り
二月堂下の閼伽井屋(あかいや)の若狭井(わかさい)から水を汲み上げる行事で、一般には 二月堂の回廊からお松明を燃やす行事が有名であり、その行事自体がお水取りと勘違いされている 方も多くいるとか。。。。 13日午前1時に咒師は、蓮松明という松明に照らされながら5人の練行衆とともに南側の石段を下 りて閼伽井屋(あかいや 別名・若狭井)へ向かいます。閼伽井屋の中へは、咒師や堂童子など、 限られた人しか入ることはできません。雅楽も奏され、おごそかに行列が進み、1時間ほどかけて二 月堂内陣に水を運びます。伝説では、若狭の遠敷(おにゅう)明神が釣りに夢中になって二月堂へ来 るのが遅れたため、お詫びのしるしに水を湧かせたといわれています。今でも遠敷明神の神宮寺であ った若狭小浜市の若狭神宮寺では、今もこの井戸に水を送る「お水送り」(3月2日)の行事が行われ ています。、閼伽井屋の屋根には鵜が造作されていますが、言い伝えでは黒と白の鵜(う)が岩から 飛び立った地が若狭井になったとされています。
お水取りが行われる南側の石段。 23時はまだ静けさに包まれていました。
1時からはじまる、お水取りの準備にかかる風景。
火も灯され、いよいよお水取りがはじまる緊張の瞬間です。
蓮松明を先頭に咒師は、5人の練行衆とともに閼伽井屋の若狭井へ水を汲み上げに向かいます。
水の汲み上げは3回行われ、この石階段を3往復します。
水の汲み上げは3回行われ、この石階段を3往復します。
閼伽井屋の若狭井の水を汲む前に、隣にある祠に参拝します。
ここが閼伽井屋の若狭井です。
このお水取りが終わると咒師作法が再開され、達陀の行法(だったんのぎょうほう)がはじまり
ます。
ます。
つづく。。。。
撮影日 2010年3月13日(土) 1時~
所在地 奈良市雑司町406-1
機材 EOS-40D / デジタルⅩ
EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM/EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM/EF70-200mm F4L IS USM
所在地 奈良市雑司町406-1
機材 EOS-40D / デジタルⅩ
EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM/EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM/EF70-200mm F4L IS USM