高取 土佐街道

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寛永7年(1640年)植村氏が藩主として高取城に入ると、日常生活が不便なため家人たちは麓の
街道筋に屋敷を移しました。次第に城下町が形成され土佐街道が誕生します。
 今でも土佐街道は古い町家が残り、当時の面影が残っています。 土佐街道を歩くと石畳が敷き
詰められていることに気が付きます。この石畳は、阪神大震災の復旧工事で出てきた阪神国道の路
面電車に使われていた石畳で、それを再利用したものなんですよ。

 当時はほとんどが平屋で、2階は屋根裏程度となっていました。このような建築は『つし2階建
て』と呼ばれ、お殿様を見下ろさない配慮と言われています。またこれらの建物の窓は、連子格子
が用いられ今もなお昔の面影を残した家並みが残っています。

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 いまでは珍しくなったポスト。。。  まだまだ現役です♪

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知らない人も多いかも。。。。。 お風呂屋さんにあった脱衣箱ですよ。
 なつかしいなぁ~

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 この鳥居の奥には小島神社があります。小島神社は、奈良県指定有形民俗文化財で、『ナモデ
踊り絵馬』があります。 雨乞成就に際して藩内の村々から奉納された物で、雨乞いやその満願
に際して踊られた姿が描かれています。享保8年(1723年)、宝暦2年(1752年)、文政4年(
1821年)に描かれた3枚が奉納されています。 この絵馬は『高取城まつり』の時だけ、一般公開
されています。

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 高取城、松の門の一部がここに移築しました。 

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 夢創館の隣にあるガーデニング。。。  ここだけちょっとヨーロッパ風?

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 おっぱい。。。。。。。   おいおい!    ごめんなさい。


 
 前回は短い時間の訪問だったので、今回はゆっくり土佐の街並みを堪能してきました。
 江戸時代の面影が残る土佐街道。。。。。
 今回はモノクロでご案内するのがいいかと思い、ちょっと編集してみました。
 なんか子供のころを思い出したりして。。。。。。

 いかがですか? モノクロの土佐街道は。。。。。。



撮影日  2010年3月11日(木)
所在地  高市郡高取町土佐
機材   EOS-40D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM / EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM