正暦寺

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 正暦寺(しょうりゃくじ)は『錦の里』と呼ばれ、紅葉の名所として有名です。また境内を流れる
菩提仙川の清流の清水を用いて、初めて清酒醸造されたという伝承があり、今では毎年1月の第二
土曜日に『清酒まつり』が行われています。

 歴史は正暦3年(992年)一条天皇の発願により、関白藤原兼家の子兼俊僧正が創建した。
 往時は86堂塔伽藍が建ち並ぶ大寺院でしたが、治承4年(1180年)に、平重衡による南都焼き討ち
によって焼失し廃墟と化しました。その後建保6年(1218年)に、興福寺別当の信円僧正が法相宗
学問所として再興し当時の隆盛を取り戻したようです。
 明治に入って廃仏毀釈によって荒廃しましたが、昭和42年(1967年)に、本山仁和寺から独立し
菩提山真言宗大本山を名乗り現在に至っています。


 主な行事は、1月3日~5日  修正会
       1月第二土曜日  清酒まつり
       2月 3日    節分会
       3月 9日    人形供養
       4月18日    薬師会式
      12月22日    冬至祭(中風封じ祈願)
       
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 正暦寺の手水舎に貼らせて頂いた千社札。 

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 境内の麓には、石仏・石塔群が。。。。

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 この日の朝は相当冷え込みました。 10時だというのに境内にはところどころ氷が。。。

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 境内のあちらこちらで、南天の実が赤くきれいに彩りを添えてくれました♪


紅葉の記事はこちら ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/a02221370209/46783082.html



■撮影日 2011年1月8日(土)
■所在地 奈良市菩提山町157