正暦寺 清酒まつり
貼りだされていた資料では、
「菩提もと」は室町時代に奈良市菩提山町の正暦寺において生み出された、当時としては画期的な
酒母の製造技術で、現代の清酒造りのルーツとされています。
当時、春日の山々から正暦寺境内に流れる清らかな水、荘園の米を使用し『菩提もと」で仕込んだ
「奈良酒」は天下第一の銘酒とたたえられ、その後この酒造りは全国に普及しました。しかし大正期
まで引き継がれた後消滅したとされています。
そこで県内蔵元の有志、正暦寺、並びに県工業技術センターは、平成8年度から共同研究を開始し
この「菩提もと」の復活に取り組み、メカニズムを解明し平成11年に再現復活に成功しました。
それ以降毎年1月、正暦寺において、寺領の水・米を用いて「菩提もと」酒母の仕込みを行ってい
ます。
日程と作業の内容
酒母の製造技術で、現代の清酒造りのルーツとされています。
当時、春日の山々から正暦寺境内に流れる清らかな水、荘園の米を使用し『菩提もと」で仕込んだ
「奈良酒」は天下第一の銘酒とたたえられ、その後この酒造りは全国に普及しました。しかし大正期
まで引き継がれた後消滅したとされています。
そこで県内蔵元の有志、正暦寺、並びに県工業技術センターは、平成8年度から共同研究を開始し
この「菩提もと」の復活に取り組み、メカニズムを解明し平成11年に再現復活に成功しました。
それ以降毎年1月、正暦寺において、寺領の水・米を用いて「菩提もと」酒母の仕込みを行ってい
ます。
日程と作業の内容
平成23年1月5日(水) 9時~12時 (初度仕込み)
① 米を洗う。
② 米をタンクに入れ水に浸透する。
① 米を洗う。
② 米をタンクに入れ水に浸透する。
平成23年1月8日(土) 9時~13時 (二度仕込み)
③ 浸透した米を取りだす。
④ 米を蒸す。
⑤ 蒸した米を冷却する。
⑥ 乳酸が蓄積した水(そやし水)に麹を投入する。
⑦ 冷却した蒸米を⑥に投入する。
③ 浸透した米を取りだす。
④ 米を蒸す。
⑤ 蒸した米を冷却する。
⑥ 乳酸が蓄積した水(そやし水)に麹を投入する。
⑦ 冷却した蒸米を⑥に投入する。
【浸透した米】
5日に初度仕込みされたタンクが開けられます。
【浸透した米を取りだす作業】
初度仕込みタンクから大きな樽の蒸し器に移されます。
【米を蒸す工程】
【米を冷却するため撮りだす作業】
蒸し上がると、冷却のため一旦取りだされます。
【冷却工程】
精米60%のヒノヒカリは光輝いていました。
何やら検査をしていました。(糖度?)
一粒つまみ食い♪ ほのかな甘みがあったような。。。。 この前に甘酒飲んでるから、その
せいかもしれません。。。。
せいかもしれません。。。。
【麹と米お混ぜる作業】
タンクへの仕込みを終え後片付けが完了すると、正暦寺から僧が来られ法要を行います。