三十八(みずは)神社 鬼打ち

イメージ 1


ここ藤井では、昔から伝わる『鬼打ち』が今も伝えられています。無病息災や豊作を願う神事で
年初めの儀式となります。

イメージ 2 


イメージ 3


イメージ 4


イメージ 5

 神社では竹で編んだ鬼打ちの的(約2m)、竹の矢、桜の枝やメダケで弓が作られます。
 昨日伺った的場大明神のケイチン(鬼打ち)では長さも決められていましたが、こちらはだいたい
です。

イメージ 6

 松葉に白米を包んだものを用意します。 皆さん弓打ちが終了すると、矢にこの松葉を括りつけて
持ち帰られていました。 五穀豊穣・無病息災を願うものとして各家に持ち帰られるんでしょう。
 私も、頂いちゃいました♪

イメージ 7


イメージ 8


 こんな太い桜の木が弓に。。。。 ちゃんとしなってくれるんでしょうか。

イメージ 9

 たぶん石上神宮からお越しになった神職です。 昨日行われた的場大明神にも石上神宮神職
弓打ちの神事を執り行っていました。

イメージ 10

 『鬼打ち』の準備ができると、三十八神社の拝殿で神事が行われます。

イメージ 11


 神職が天・地に矢を射ると、次いでこの方が四方に矢を射ります。 この方だけ矢の家紋が入って
いるので代々この役を継がれているのか、順番にまわるのか。。。。聞けばよかった。

イメージ 12


 次いで白衣を着た男性二人が鬼に向かって矢を射ます。 距離があるので届かなかったり、なかなか
矢は的にあたりません。 2回づつ矢を射ります。

イメージ 13


射終えると、御神酒で一杯。  緊張した顔もほぐれて、いい顔ですね♪

イメージ 14

 次いで村人達がおいおい矢を射ます。 

 矢の本数は決まっているようですがまだまだ多く残っているので、私達にもすすめて下さいます。

 ここは参加せなあかんでしょう。。。

 その記事はこちら ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/a02221370209/62533612.html
   (ごめんなさい。。。FAN限定記事になっています。)


イメージ 15

 矢は皆さん頂いて帰ります。 ただご利益を得るためには、矢で鬼を突きささないといけない
ようです。 皆さん豪快につついて、松葉に白米を包まれたものを矢にくくり持ち帰られます。

イメージ 16

 雪混じりの寒い中、神事終了後に甘酒が振る舞われました♪  感謝。。。。
 地元の方の温かさが、こころも温めてくれました。
  
 ありがとうございます。



イメージ 17



 おまけ。。。。




■撮影日 2011年1月13日(木)
■所在地 天理市藤井町218